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2023年度 ARI ドラフト選手 所感 1巡 Paris Johnson Jr

 こんにちは、gotuです。今年も一応やってみます

1巡6位, OT, Paris Johnson Jr, Ohio State

 新体制になって初の指名である1巡、まさかのOTでした。全てのポジションがニーズだと言われているARIですが、優先度が比較的低いのがQB、OT、ILBでした。(Sもその予定だったのですがBuddaのトレード要求で若干怪しくなりました。)
 また、現先発のHumphriesの契約再構築でサラリー整理したこともあり、今年は彼で行く気なのだと認識していました。
 Murrayがリクルートしてるって話しが出て以降、ちょくちょくモックでOT予想はありましたが与太話だと思っていました。そのため、ストレートにAnderson指名、トレードダウンしてもCB or Edgeだと思っていたので面食らいました。(直前に急上昇した選手、ポジションの選手をARIが指名してるのとみるに体制が変わってもARIのリーク者は今年も健在っぽい…)

 指名方法としてはオリジナルピックの1巡3位をHOUのO#D#のトッププロスペクト指名という花道作りに使用して12位まで下げる。その下げた12位から8位のATLの指名予想があるからと2巡オリジナルピックをDETに渡して6位にトレードアップしての指名となりました。

 さて選手の方の話しに行きます。
 Paris Johnson Jrは今ドラフトでのOTトップ評価が多かった選手ですね。
 彼の父親を1999年にARIが指名したことがあるという実は縁のある選手の指名となりました。(Paris Johnson SrはDBで1年だけARIでプレーしたようです。今はMSUのスカウト?)
 前述した通り、上位指名権使ってのOTの指名はないと思っていたので指名後に初めて彼を見ました。その所感をまとめます。

では所感をまとめます。

Strong Point:

・ランブロックがパワフル
 ランブロックで相手の芯をとらえるのがうまいようで、がんがん押し込みます。万が一OT駄目だったとしてもOGとしてなら全然やれるかも?
・スピード
 プルや直でLBに行く際の機動力と捉え具合がかなりいいです。
・OT、OG両方を経験している
 2021年はRG、2022年はLTとしてプレーしてます。LGも少しだけ経験あるっぽい。現状の起用予定はわかりませんが、LGでプレーある?

Weak Point :

・対パワーラッシュ
 パスプロにおいてブルなどの対パワーラッシュで押し込まれることが多いです。ADの首チョークラッシュとかめっちゃ苦手そうです。
・パスプロのパンチが弱い
相手を抱え込むように捉えようとするためか、パスプロで相手を仰け反らせるようなパンチは打ちません。それがために対パワーラッシュに弱いように見えます。
OLの手の使い方よく知らんのですがなんか弱々しく感じます。

所感:

 流石OTトッププロスペクトの一角ですね。スケールはかなり大きいです。身体能力の高さがうかがえますし深さもあります。ただ、パスプロはまだ発展途上かなと感じています。駆け引きよりもテクニックの問題に見えるので改善は可能だと思っています。BosaやDonaldといったAll-Pro級のラッシャーが同地区にいるのだけに頑張ってほしいです。この2人と対等にやれるなら大体の選手と対等以上にやれますからw
 それはそれとして、今年彼はどこを守るんですかね。Top10以内の選手を1年遊ばせるのは勘弁してほしいですが、契約まるっと残ってるHumphriesを遊ばせるのもサラリー的にもったいない。現状先発が決まっているとは言い難いのはLG、CですがどちらかがLGに入る?コーチの采配を要チェックですね。
あと、指名後恒例のチャーター機でのチーム訪問の際、Murrayに続き、Humphriesとハグしているシーンがありました。今回の指名、ある種Humphriesへに見切りの側面があるはずなのに、笑顔で出迎えているところを見てやっぱチームのムードメーカーなんだなと感じました。お互いリスペクトをもって高めあってくれると嬉しいです。

以上。




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