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2022年Week10 ARI@LAR戦 感想

 こんにちは、gotuです。試合のレビューを書くかとか考えましたが、レビューなどとかしこまった感じのものをかける人間ではないので感想とさせていただきました。
※注意 感想ですのでがっつり試合のネタバレを含みます。まだ試合見てないよ、これから見るからネタバレはちょっと、という方はまず試合の方を見てください。見終わったらよかったら見に来てください。




ベテランの貫禄

 Week10の相手はLos Angels Ramsの2戦目。相手チームはSttafordが脳震盪プロトコルをクリアできず欠場、こちらはMurrayがハムストリングを怪我したため欠場となり、控えQB同士の対決となりました。相手QBはUSFLでの活躍を買われNFL入りし、今も食らいつき続きけてるWatford、こちらは13年目の大ベテランMcCoyです。

結果は27 - 17で勝利。
 開幕時先発だったOLはRTのBeachum以外みんな欠場となりボロボロだったため、Aaron Donaldに無双されるだろうと思っていたのですが、McCoyがクイックリリースに徹しつつO#を進めていたいこともあり、意外にも彼自体は静かだった試合になりました。やっと同地区初勝利、同地区全敗するかもという恐怖を取り払うことが出来ました。
 
 では、印象に残った点を挙げていきたいと思います。

McCoyだったからこそつながった気がする試合

 この試合、McCoyのスタッツは26/37 238yd 1TDでした。アテンプトの回数の割りには地味なヤード数だと思います。しかし、投げることが難しい時はしっかりサックを受けるなり投げ捨てるなりをしっかり判断し冷静かつリズムよく試合を進めていたなとファンとしてはかなり好印象でした。
 もしハムを痛めているMurrayが出場を強行していたら、判断力の面で劣るため、McCoyが完遂できたドライブのどれかは途切れていたんじゃないかと正直思います。

新人Edgeの躍動

 今年指名した2人のEdgeのうち、先にNFLに馴染むだろうと思っていたSandersがこの試合で印象的な働きをしました。

 この見事なStrip Sackを審判が前パス失敗と判断し、即プレーを止めるという糞判定をしたため、ここからのWattのリターンTDは幻となった部分は不満ですが…
 この後のプレーでMcCoyからGreenへのナイスなFadeでTDまでつなげられたため大事なく終えることが出来ましたが、この判定が試合の流れを大きく変えてたかもと思うとヒヤッとします。

 その他でもプレー判断の良さを垣間見せるプレーが複数あり、彼の大きなステップアップが見られたように思います。

Ertzの負傷離脱、TE不毛の地怖い…

 今回とても残念だったことです。今年もいい感じに活躍していたErtzがこの試合の最初の方に負傷してしまいました。その時点でもカートで運ばれていたため相当重そうだとは思っていたのですが、後日シーズンエンド級の怪我であることが伝えられました。

これまでのスタッツは

47Rec 406yard 4TD

でした。Receiving TD数はチームトップ、TEとしてのシーズンRec記録更新まであと10Recと迫っており、ARIのTEにとって1つの壁である1000ydキャリアレシーブ記録もあと20yd進めば越えられる状態でした。
そんな順調にARIでの記録を作り続けていたTEがそういった区切りを目前にして怪我で離脱するのは本当に残念です。
 複数年契約しているとはいえ十分なベテランいつ引退してもおかしくないだけに怪我の回復具合が本当に気がかりです。

また、彼が怪我してしまったことでスナップ数が大幅に増加したのが、今年のARIのトップ指名選手であるTrey McBrideです。Ertzが抜けてしまったからには否が応でもNFLに馴染んでMurrayの良きターゲットになってもらわないと困ります。
 彼のステップアップに期待するばかりです。
(あとMaxxのロスター入り復活あるんかな…)

総評

 何はともあれ同地区、それもMcVay政権下になってから苦手意識が強いLARに勝てたのはうれしいです。これでわずかですがまだPOへの望みが残ります。次の対戦も勝てるとWildcard 7位の枠を恐らく脅かせます。
 今回の試合で今のK2O#との相性、McCoyの方がいいんじゃないか疑惑の回答が出ちゃいました。McCoyの方が確実にいいです…まぁそもそもとしてあまり効果的な戦術が出来ていないのでどちらにせよ厳しいです。K2は相変わらずHot seat上にいるのは変わりません。
 また、この試合の後で唐突にEno Benjaminが解雇されました。
 出てくる情報としてはこの試合で急にスナップ数を削られたことでコーチに抗議した結果そういう方向になったようです。たいして余裕があるわけでもないのにこんなことしていていいのか?他にも変なスナップ数の減らされ方をされている選手が多数おりフラストレーション溜めているらしいという情報もちらほら。
 以前P2へのインタビューの際、下記のようなことがあったらしいというのも聞いたため、正直、今年の結果がどうであれフロント全体にメスを入れてほしいです。あまりにも禍根を残しすぎている…

次週は49ersとの対戦です。それもメキシコにてMNFです。
ナイトゲーム、ホーム戦、隣国とはいえ海外試合、今までの経験からして毎度のことですが不安です。(前回のInternational Gameは2017年のLondon GameでLARに0-33で負けています…)
相手チームが高地である今回の対戦スタジアム(ESTADIO AZTECA 標高2200m)の対策としてAir Force大のグラウンドを使っているってTweetを見たのですが、ARIはいつものとこで練習しているっぽい。準備ちゃんと出来ているのか不安です…

勝利するとすぐ対策を怠るのか勝った次の週はひどい出来で連勝も出来ていないです。K2マジで自分がクビ一歩手前なことを自覚してくれ。
愚痴ばかりですが、今シーズンはARIでのSuperBowlが開催されるだけにわずかでもPOに行くための努力はし続けてほしい限りです

以上。





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