(今更)Pixel 7a マイナー解説&長期使用レビュー
何かと話題のpixelさん。その中でもまだ一番新しい、お安く買えるPixel Aシリーズの7aを半年くらい使用したので気づいた点をまとめていく。
性能
まずはpixel 7aをちょっと深めに紹介しておく。
SoC-CPU性能(神)
Pixel 7aにはテンサーG2といわれるpixel独自のSoCが入っている。
電子技術の専門学生としてこの説明じゃ怒られそうなのでもう少し。
テンサーG2はSamsung電子の5nmプロセスを採用している模様。サイトによっては4nmとか書いてる。
5nmって書いてるところが多いので多分5nmなはず。
実は5nmはスマートフォンSoCの中でもかなりの高性能部類に入る。というのも、スナドラの888も5nm、appleのA14チップも5nmだからだ。実際使っていてもサクサク快適に動いてくれるので、割と高性能なんだと感じる。
SoC-RAM・ROM(神)
RAMは8GB、ROMは128GB、よっぽど重いゲームをしない限り必要十分な容量。ただ頻繁にAndroid更新が入るので128でギリギリの人はキツいかも。
公式サイトにはUTF3.1と書かれてあるので、アクセススピードもかなり高い。
SoC-GPU(ちょっと残念)
Mali-G710 MP07を搭載しているらしい。どっかで10コアと聞いてたのだが残念。中華スマホの7万クラスに搭載されるくらいなので、性能はかなり高いはずだが、コア数が足を引っ張っているようでベンチマークではいい性能が出ないらしい。残念!
カメラ(神を超えた)
カメラは控えめに言って神レベルである。ちゃっかり超広角カメラ搭載。
画素数はメインが約6400万、背面と超広角カメラが約1200万。
光学と電子手振れ補正搭載。その他240FPS撮影対応、最大4K60FPS対応など挙げ出したらキリがないレベルである。
Type-C(もはや敵なし)
驚くなかれ。3.2Gen2である。すごいとかいうレベルじゃない。10Gbps対応。まさかのスマホのストレージアクセススピードを超えてしまっている。
開発者はロマン思考のオタクだったのだろう。
画面内指紋認証(残念!)
光学式画面内指紋認証を搭載。光学式かあ~~~残念!
まあここまでえぐかったので、1つくらい弱点があってもいい。
スマホのガラスフィルムによっては乱反射で使えなくなるので注意。
バッテリー(良い)
4,385 mAh。常にスマスマする人はちょっと少ないかもしれない。
仕事していて空いた時間にちょっと触る程度であれば十分持つ。
アダプティブ充電対応なので、バッテリー劣化も防げる素晴らしい仕様。
価格を文字通り破壊
間違いなく赤字の価格
2024年1月26日時点で驚くなかれ、6万9300円。俺が買った価格が6万4000円だったのでちゃっかり値上げしているが、それでも破格のお値段は継続中。あたまおかしいだろ!
中華スマホもびっくりである。どうしちゃったGoogle。こんな値段でこの性能出しちゃったもんだから当初はandroid界に激震が走った。
感想(メリット)
ああ、快感。
性能が高いスマホを6万円台で買えた、という体験でもう快感。素晴らしい。
無論動作もサクサクヌルヌル動く。ちょっとした3Dゲームくらいなら全然余裕で動いちゃう。すごい!
スマホ史上最強のゲーム、原神は画質を落とせばそこそこ遊べるが、容量問題が出てきてしまうのでゲーム大好き高校生はちょっときついかも。
充電の持ちが、、、良い。
pixel7aを使う前、私はiPhoneSE2を使用していた。こいつの充電の持ちは最悪と言っていいほどすぐ無くなる。
pixelに変えたら劇的に変わった。当たり前ではあるがモバイルバッテリーを持ち歩かなくても済むようになったのはめちゃくちゃありがたい。
お支払いが快適に
おサイフケータイにも対応してくれているので、支払いがとても楽。Googleウオレットがかなり色々カードに対応してくれているのでスマホ決済に対応しているカードには全て使用可能といってもいいくらいだ。ロック解除せずに支払いが済む、iPhoneでいうエクスプレスカードも設定できるので便利。
最新機能最高
Google純正なので、最新機能がいつでも使える。新しいもの好きの私にとってこれほどうれしいことはない。
私がよく使うのはこれ
・通知履歴 すぐ消しちゃう癖があるので後から見れるの便利
・この曲なに ロック画面に店内BGMなどの曲情報表示。履歴も見れる
・アダプティブ充電 寝てる時に充電など長時間充電するときに低速充電してくれる機能。充電池が長持ちするらしい
電話にも色々機能があるらしい。電話がかかってこないから使ったことないけど。
通知音が豊富
地味だがとてもいい。着信音や通知音の標準レパートリーがかなり多い。
感想(デメリット)
文鎮化する等重大なバグが多発
これはデメリットを通り越して明らかな欠陥である。
というのも、ここ最近更新によるえぐいバグが頻発している。中でも内部ストレージにアクセスできないバグなどスマホ本体がお釈迦になるようなヤバイものまであるため、普段使いスマホとして大きな欠陥である。
地味に容量128が少ねえ
dアニメのダウンロード機能を使って飛行機やら船やらの長旅で見る、ということがあるが大量にダウンロードする時微妙に少ない。
スマホゲームを大量に入れる人も多分物足りない。外部ストレージのためのmicroSDスロットも無いので、ちょっときつい。まあここは個人の感想
結論
スペックだけ見ればandroid最適解
ハードウェア面ではぶっちぎりのコスパ最強スマホである。
性能面でも値段面でも隙が無い。
ソフトウェア面だけ見れば絶対に買ってはいけないスマホ
「文鎮化するバグが何度か起きている」この一言の破壊力は凄まじい。本来バグを取るためのアップデートを適応したら今度はスマホがぶっ壊れるとかいう本末転倒。普段使いするにしてはあまりにもリスクが高すぎる。
それでも私は、Pixel7a。
新しい物好きの私はスマホを3年間で4回変えている。スパン短すぎる。
こんなことばっかやってるもんだからすぐに金がなくなる。7aに関しては新しい機能が日に日に増えていくから新しいものに対する欲求が少し解消されるので節約のために使用している。
もし俺がまともな性格で金銭感覚も正常でesim信者でなければおそらく同じ値段くらいのgalaxyS22を買うでしょうな。