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「ペンで描く」の作例を模写しはじめようと思います


美術監督の河野次郎さんの美術設定って見たことありますか?

いや~本当にすごいですよ
金を取れるってこういうことか!!って感じました
「不二子という女」「異世界居酒屋のぶ」なんかの設定で見たんですが
とにかく説得力が半端ない、カッコいい

本編映像でも
カッコいいなと思ったBG(背景)のうち
いくつかは河野さんの設定を塗ったものじゃないかな?と思います

真似しても
すぐに描けるようになるわけじゃないんで
とりあえず自分の絵の説得力を増すために
目で見て線を引く時間を増やすしかない
と思って
できる限り毎週スケッチするようにしました


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鉛筆で大まかなアタリだけ取ってボールペンで描いていましたが
4年程して慣れてきたんでしょうね
きっちりとしすぎてきてしまったんで
ピグマペンや筆ペン、筆DE万年を使って描くようになりました

そんな感じで使い始めたピグマペンも慣れ始めてきたんじゃないかな~って最近感じ始めました

質が安定することはいい事なんですが
予期せぬ出来事が起こらないと描いててつまらないんですよ

他の人はどうやってモチベーションを保っているのか分かりませんが
自分の場合は描き続けるためには飽きないように
何かを変えていかないといけないんですよね

そこで今回は画材を変えるんじゃなくて
今まで避けてきたペン画の本を真似してタッチを練習してみようかなと
思います

なぜ今まで避けてきたかというと
タッチを入れるのが怖いからです
仕事で背景にボールペンで線を入れていた時も怖くて仕方ありませんでした
失敗したら直すのが大変なうえ
タッチで絵が台無しになることがほとんどだったからです

しかし、逃げ続けるわけにもいきません
今はちょうど寒くて屋外スケッチもできないので
暖かくなるまで「ペンで描く」の基本的な部分を模写してみようと思います

この本の特徴は

201117タッチと階調

上記のような階調の練習から下のような基本的な立体表現

201117立体表現

また下のような絵の右、真ん中、左をそれぞれ強調するような
絵作りの解説など上級者向けの内容まで分かりやすく解説しています

201117絵作り

風景画、建築画専門のイラストレーターの作例が多く
同じ絵柄を何種類かの見せ方で仕上げて、比較、解説しているので
見ているだけでも発見はありますが
作例を模写してみれば
今まで考えても見なかった作風をインストールできるんじゃないかと
思います


ちなみに「ペンで描く」は必要に迫られて最近買ったものですが
背景会社就職前に独学で絵を勉強していた20年前から知っていました
当時は何冊も技術書を買う余裕がなかったんで何回も何か所も本屋に行って
厳選して買った本が同じ著者の「鉛筆で描く」でした

この本も「ペンで描く」とほぼ同じ内容を作例を鉛筆画に
置き換えたものです


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