メモはスマホ?ノート?

ただ、この記事をまとめます。

「思考するにはノートがいい」

商談の記録など情報の「ストック目的(蓄積や共有)」の場合、スマホやPCを中心に使う。デジタル情報の場合、あとでコピペなどをしながら資料作成や検索性にも優れているから。
一方、思考を整理するときや、整理して正解を考え出す「フロー目的(その時々でベストなアウトプットをするだけ)」の場合、ノートへの手書きを重視する。スピーディーに図解で整理がつき、手で書くことで脳が刺激されて発想が豊かになるから。

ノートを取る方が「スピーディーに情報の整理ができ、思考も深めやすい」
仕事で大切なことは文字の整理ではなく、「情報を整理し、次の行動につなげるための思考を深めること」
情報の整理で大切なことは、どこが重点ポイントなのかメリハリをつけること

野村監督のノートの特徴は、単に情報を書くだけではなく、自分なりの解釈も書き加えていったところです。それにより理解と思考を深め、独自の戦い方を体系化していった

段取り上手になるために、大切なことは「やるべきことの仕分け作業」
力の分散と意識の分散を防ぐためにも、「今、何に集中すべきなのか」的を絞る

まずは、ノートを上下に2分割してください。上部には、タイトルに「今、本当に取り組むべきことは何か?」と書きます。これにより、冷静にやるべきことの優劣を見極める気持ちのスイッチを入れます。

次に、上段の「TODOリスト」欄に、頭の中にあるやるべきことを全てリストアップします。ここまでは通常のTODOリストと同じです。

さらに、下段はさらに縦線を2本入れて3分割します。仕分けの基準である「先延ばし」「たたき台」「お任せ」欄をつくります。こうすることで、「今」「自分が」「100%」を目指すこと以外を捨てる“ゴミ置き場”とします。

3つのゴミ置き場ができたら、TODOリストの中より仕分けをして転記していきます。それでも、TODOリスト欄に残ったものだけが、「今」「自分が」「100%」やらなければいけないことになります。

優先順位の前に、捨てるべき仕事は何かという劣後順位をつけることが大事

「先延ばし」は、「今やりたくない」ではなく、「必ずしも今優先的にやる必要はない」こと。
「たたき台」は、仕事の精度が当日中にはあまり求められていないこと。
「お任せ仕事」は、他人に任せられるか、もしくは他人の協力を得て行う仕事のこと。

自分の考えを巡らせたり、資料作成にあたって内容を整理したり、そういう場面で手書きすることが増えてた。紙切れに書いちゃうから蓄積されないことを懸念してたけど、目的がストックじゃないから気にすることないんだな、と。

ToDoを捨てていくフォーマットは、早速使ってみたい。「先延ばし」を回収するタイミングがない、「たたき台」と思いつつエンドレスに思考してしまう、「人に任せる」ってとてつもなく難しい。既にそんな壁にぶつかっているけど、タスク過多で無意味にアワアワする時間を削れるだけでも価値があるし、壁の破り方は徐々に身につけていくしかない。

データ活用の情報調査は、まずはPCでストックして、それからノートで思考を広げるのがよさそうかな。

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