コップで生け花002(ユリ)投げ銭
コップで生け花、前回はたくさんの投げ銭をありがとうございました。なんと¥800も集まりました。感謝! というわけで、今回もスーパーへ花を買い出しに。投げ銭をいただいたのでちょっと豪華に……
白いユリ(¥512)を買いました。
<材料>ユリ・コップ・ハサミ・ボウル
今回は花材がたっぷりあるので、大きめのコップ(360ml)を用意。ボウルは前回と同じく水切りができればなんでもよいです。
ユリはつぼみのものを買うのがポイント。2〜3日で花がひらくし、つぼみはつぼみでおもしろい。幼少期の頃からずっと花じゃないみたいだな……と眺めていました。
とでもいいますか。つぼみなのに存在感あるし、美しいというよりはカッコイイ花材だとおもうのです。そして咲くと一転「ザ・花」、優麗きわまりない変身を遂げるのもユリの醍醐味。
まずユリを
葉のところで分解します(切り口はナナメに)。一本がすごく大きいので分けていれると形も自由にきまります。
一番しっかりしているものを「メインの花」としてだいたい、コップ1.5倍ほどの長さにします。
水切り(水中で茎の先を2cmほど切る)をボウルの中でやります。
水を入れたコップに生けます。
どんどんいれていきます(そのつど水切りはお忘れなく)。
コップの水につかりそうな葉は手で取ります。もったいないと思っても水につかった葉っぱはすぐ腐るので、バリバリ取りましょう。
前回最も重要だとお伝えした「花の向き」を調整して……できました! 一番咲きそうで大きな花を前に、青いつぼみを後ろにもってくるとそれらしいバランスになると思います。前回より花が大きくて重たいので調整が難しいですが、そこはなんとか。
花を生けて2日目の朝。ユリがだいぶ開きました。
ここでティッシュや使い捨て手袋を使い「おしべ」を取ります。花粉は服に着くとなかなか落ちないし、花のまわりも花粉まみれになりがち。
このくらいの開いていない、おしべだと素手で取ることもできます。おしべ取りは早めが大切。
すっきり。生け花でおしべ取りをする花はおそらくユリだけ。それだけ花が大きく花粉がたくさん出る。しかし、この作業をしていると生きてる花を観賞用に切ってさらにおしべまで取って……と心苦しくなる時もあります。花を買うからには大切に生けねば。
3日目(今日)のユリ。ここまで開きました。満開。まだつぼみは3つあるのでこれからどんどん賑やかになるでしょう。制作後も変化が楽しめるのは生け花の醍醐味。今リビングはユリのにおいでいっぱいです。
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※本文はここまで。よろしければ投げ銭をお願いします。みなさまのお金で次の花を購入します(たくさん集まれば豪華に!)。どうぞよろしくお願いします。
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