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私家版・パンチライン集

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書籍や記事のパンチラインを個人的に収集して記録するためのマガジンです。
運営しているクリエイター

#gotch

その社会を作っているのは他ならぬ「健全者」つまりあなた方一人一人なのです。

 タイトルの文章は荒井裕樹さんの『障害者差別を問いなおす』のなかで引用された、横塚晃一さ…

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壊しすぎないためには、まず何よりも作りすぎてはいけない。

 あらゆるものが過剰に捕獲採取され、過剰に生産され、過剰に消費されるから、修復される暇も…

194

市場は、誰が、どのようなケアを受け取るかについて、倫理的な決定ができません。

 介護、看護、教育、育児、そして家事といった、多くのケアやケア労働(それは僕たちの生活や…

175

軍人がユニフォームを着るのは、もう個ではなくなるためだ。

 美術館で本を買うのが好きだ。図録も好きだし、作品に感動したら著作を買ったりもする。クリ…

49

我々は全身全霊をかけて賛否の意思表示をすべきだ。

こうした政府のありようを見ていると、人々が自分の利益を追いかけたあげくに、政府にまんまと…

37

非暴力直接行動とは、より大衆の力を強化するために、暴力を控えること

次の引用は、キングのなかでもっとも重要なテキストからのものです。 「なぜ直接行動を、なぜ…

45

評価とは、ものが有している力に対して与えられる力の贈り物である

一人ひとりの、周囲の物と人びとにたいするこの価値語の使い方を見れば、評価することは、ランク付けすること、そして等級を定めることのように見える。価値の体系は二項からなる体系のように見える。一つの価値語には必ずその反対の語があるからだ。善-悪、公正-不公正、有徳-不徳、美しい-醜い、有益-無益、などのように。こうした語は、究極の対立である肯定と否定という対立を特殊化したものとして作られているように見える。 (中略) しかし、価値語は、単に差別し分類するだけではない。その固有の機能