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ニセコクラシック2024 80km 総合3位(年代別3位)
写真はシクロワイアードさんより。
(こちらにって言われたけど2位のところに立ってたことはあとで気づいた。)
はじめに
今回のニセコを機にレースレポートをこれから書いていこうと思います。拙い文章ではありますがロードレース初心者の自分がレース中に感じたことを残していければと思います。
レースまで
ニセコクラシック2024 80km出場してきました。
初ニセコ、沖縄に続く2回目のラインレース。
今年から加入した湾岸でお世話になっているタマ練メンバーに誘ってもらい80kmにエントリー。
ベルハンマードブ漬けチェーンから始まり、詳細なコースプロフィール•要チェック選手リストの作成、ニセコ対策練等々、福山さんをはじめチームのみんなに手厚すぎるほどのサポートを受けて北海道に乗り込みました。
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金曜北海道入りで金-土2日間に分けてスタートから10km + 新見からゴールまでを試走。
東京に比べて涼しいのとまっすぐの長い道以外そこまで北海道味を感じないのはなぜ(笑)
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コース
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蘭越町スタート。前半の平坦基調40kmをこなしてからの後半40kmはアップダウンのみで構成されたコース。
新見(KOM)までいかに体力を温存し以降の勝負所で仕掛けれるかで勝敗が決するという印象。
PLAN
A
71km地点、ニセコ大橋下から始まる
660m 6.6%の坂で単独で抜け出し逃げ切り。
B
Aで単独で抜け出せなくても雑賀さんのスプリントに向けての脚温存の為、ゴールまでの10kmは逃げ続ける。
C
63km地点、補給所の登りで福山さんのアシストを受けて抜け出し逃げ切る。
レース
レース前
朝食はカステラ、羊羹ロール等々total1600kcal程度。
レース1時間前にレッドブル、コーラ等々を飲んでカフェイン300mg弱を投入。5日ぶりのレッドブルは効いた。
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序盤
スタート後15kmは集団の中での安定のポジションキープ力の無さが露呈し集団の真ん中あたりから微妙にポジションを下げ続け名駒の登り手前2kmでようやく福山さん、玉木さん達と合流。
あと10秒合流が遅かったら福山さんが
「タヤマー!!」と叫ぶつもりだったらしいのでポジションを下げないことは今後の課題。
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名駒の登りでスルスルと先頭付近に出てこれたので一安心したところ尻別川沿いから日本海タッチまでにまた30番手程まで後退してしまう。
しかし、玉木さん福山さんが集団先頭でペースコントロールしてくれたおかげで後ろにいても辛いと感じるほどのインターバルはかからず日本海タッチからの229号左折までの平坦向かい風区間を消化。
中盤
38km地点、新見前の3km程の登りに入ってからは逃げが散発するが自分も先頭で展開。ひたすらチームオーベスト西谷さん、TEAM OKINAWA中鶴さんをマーク。
他選手は玉木さんにチェックしてもらいギャップが空いてもタイム差を拡げ過ぎないようにしてもらった。
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新見に入った途端、単独で逃げていたIMEの選手に続くようにTEAM OKINAWAの選手2人が立て続けに抜け出しを図るが1人目を玉木さん、2人目を自分がチェックしたような。。(うろ覚え)
2人目のチェック後、もう1人逃げにジョインしてきた方と合わせて3人で前の選手を追いかける形となるがここで抜け出しても逃げ切れる自信はなかったので先頭に出ても積極的には引かず、結局4km程で集団にキャッチされる。
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48.6km地点、とみおか補給所後に本格的な新見の登りが始まってからは西谷さんが先頭で牽き始める。
程なくして1人逃げをキャッチ。
西谷さんの抜け出しに反応できるようできるだけ集団前方をキープ。
先頭ローテにも加わるが今年の新見は緩斜面で先頭で踏んだところで集団にダメージは与えられそうにないので程々に踏む。
結局、新見は半分以上、西谷さんが牽いていたと思う。自分もあのくらい強い走りができるようになりたいとレース中ながら思った。
55km地点、新見頂上(KOM)手前3kmくらいのところで集団右側で落車発生。湾岸ではシンゴさんが巻き込まれてしまう。幸いシンゴさんは足止めくらったのみでケガ、メカトラなく集団に復帰できたようで良かった。
直後に福山さんと会話し、脚の調子を聞くとあまり余裕は無さそうな回答だったので、山岳賞をどうしようかと迷い始める。
KOM手前1.5kmでRXの遠藤さんが先頭で牽く。遠藤さんも落車に巻き込まれていたらしく変速ができなくなっていたようだった。
ローテを変わる際に「行ってこい!」と声を掛けられ他チームながらも応援してもらった嬉しさから山岳賞とることをここで決意。
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KOM手前500mでSBC 山本さん、GINRIN 岡口さんがペースアップ。自分はそれに追随する。
最終的には岡口さんと自分が抜け出す形となり同じ熊本出身同士の戦いとなる。ここは負けられないな。と思い踏み抜き山岳賞獲得。
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KOM下りでは一時的に岡口さんと抜け出した形になるが左折地点で吸収。
そのまま、かんろ補給所時点まで進み先頭集団は20名弱まで絞られる。
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終盤
かんろ補給所の登りを過ぎゴールまで20kmを切り終盤に入ると先頭集団でアタック合戦が始まる。
湾岸としては自分を含め雑賀さん、山崎さん3人が残った。
小刻みなアップダウンを利用して数人が抜け出すが全て吸収されやはり勝負は福山さんが言っていたようにニセコ大橋下からの2分坂で決まるのか…と覚悟を決める。
ニセコ大橋をくぐったあたりで先頭に出てそのまま2分坂(Strava-Classic killer)に突入。6.5w/kgで踏み切りTeam Kermis Crossの石崎さんと2人で抜け出すことに成功。その後、追走してきたSoleil de l'est
松崎さんも加わり3人で逃げる。
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これでPLAN Aは失敗、PLAN Bを遂行することに頭をシフト。
ここからが本当に辛くて苦しくて楽しい10km走の始まり。試走の時はなんとも思わなかった短い坂、1つ1つがとてつもなく長く感じる。
年代別でみると同じカテゴリの3人だがこのまま逃げ切れば総合でも表彰台に立てるのでまずは逃げ切ることを目標にローテーションを回していく。
残り6kmで15秒あったタイム差は残り3kmで30秒差まで拡大。
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逃げ切りは確定だがあとはどうやって勝ち切るか。
前日の試走で複数でゴール前の坂まで入った場合、スプリントでは自分に勝ち目はないと悟ったのでラスト500mセイコーマートの坂から早駆け。
しかし、大きなギャップは作ることができず最後の坂に突入。一か八かスプリントをかけるがラスト300m踏み切る脚は既になく石崎さん、松崎さん、自分の順でゴール。
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レース後
結果
総合3位(年代別3位)•山岳賞(AGE19-39)
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*仏頂面は毎度のことです。ごめんなさい。
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さいごに
今回ニセコクラシック出場にあたって、たくさんの方にお世話になりました。
湾岸に入って間もない頃の自分をニセコに誘ってくれて、またエースとしてレース前からサポートしてもらったshimogaku組のみなさん。
練習会やレース毎にアドバイスしてくださるチームの皆さん、JBCF群馬以降コーチングいただいた香取さん、今回仲良くしてくださった他チームの方々、いつもお世話になっているりんりん自転車館一之江店さん、本当にありがとうございました。
来年は150kmに挑戦しますが、まずは1レース1レース、安全にケガなく走り切りたいと思います。
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