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霧柴(日記:2023年2月3日)

・1週間くらい前から左上の歯が強く痛み、腹をくくって歯医者さんに行った。

・始めに撮ったレントゲン写真を見せられ、「どこがヘンだかわかりますか?」「─ココですかね」「コレなんだかわかりますか?」「─虫歯ですかね」「これに蝕まれているモノなんだと思いますか?」「─神経ですかね」と、やたらクイズみたいに詰められながら事の深刻さを説明され、神経を取ることが決まった。

・歯というものを削るということが怖くなってしまった。歯医者に行ったのは8歳のとき以来で、当時は全然怖くなかった記憶がある。麻酔さえ済ませてしまえば辛いことはほぼないのだけど、その麻酔がとにかく痛くて怖い。痛いことの証拠が麻酔ですぐに消えてしまうのも何だか怖い。

・半分くらい削ったところで詰め物をして今回は一区切りした。麻酔はだいぶ強く、鼻の左半分まで効いていた。「左側では噛まないようにしてくださいね」と言われたので、夜は恵方巻きを輪切りにしてハムスターのように右頬でもぐもぐしていた。


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