見出し画像

第20回日本オープン 決勝振り返り④

東2局2本場

配牌

ドラ 白
周りの1打目は特別な情報が無い状態。基本的にはドラの白を切り出さない構想でいました。
チャンタ・七対子が手役では考えられて、ドラを重ねてリーチを打つ場合は②⑤のリャンメン待ちを使うケースがあるので四切りを選択。
白を重ねるまでは何も鳴かない予定でいます。
メンゼンでチャンタをテンパイしたり好形でリーチを打てる場合だけ白を切るので、「自分のあがれる可能性はそこまで高くない局」とこの時点では認識しています。

4もツモ切り

3巡目。南家 飯田 が西 ③ 發 という捨て牌になっていて、1番早そうだなぁとこの時は思っています。 上記の構想なので、チャンタを考慮して3待ちも強くなるので4切りを選択。

一 ツモ。

4巡目。一 をツモってきて、第1打目の四が活かせるので一を置いておく選択をしたいが、さて何を捨てるか。
一をターツで使うということは明確にチャンタの意識を強めているので、ドラを重ねて②⑤待ちリーチにする可能性が減っています。
その為、今回は③を切りました。
このあとにもしドラ白をツモったら、一を捨てて⑤ツモでもイーシャンテンにできるようにしようと考えていました。

1を重ねてチャンタへLet's Go

5巡目。1を重ねて、チャンタへ真っすぐの④切り。
もしドラ白をツモって来たら仕掛けようと思っていますが、南が対子のおかげで守備面に余裕を持てているので、南をポンする選択だけはしないようにしようと考えていました。

南家 飯田のリーチを受けてからドラ白を重ねる

飯田は元々1番早そうだと認識していたので想定通りではありますが、ここでドラ白を重ねます。北も一も安全と言える牌なので、この場合は仕掛けて攻撃に転じることができます。

割とすぐ1が出てポン!

11巡目。もうだいぶ後手ですが安全に手牌を進められるので1をポン。
ピンズ下がそれなりに切られているので、めくり合いも勝負になると思ったので南が出たらここからはポンしようと考えていました。
(②はこの時点で1枚場に捨てられていて、飯田プロの手牌に1枚使われていたので残りは2枚でした。)

南家 飯田のリーチツモの700-1300は900-1500

4、7、8待ち。リーチした瞬間には7枚残っていたそうですね。
もし僕がテンパイしてめくりあいになっていたら7対2の勝負になるところでした。。。

チャンタの手組をする場合は、手牌が字牌と端牌で構成されるので周りの人の河をあまり考えずに守備が自然とできて、考えることが減って楽ですね。

僕の捨て牌は、四 九 4 ③ ④ 西と普通ではない状態になっていて、九があることによってチャンタが少し薄れています。周りからは僕がどんな風に映っていたのかなぁ。

みなさん、❤マークを押すと「スキ」がカウントされるようなので、是非押してもらってX(旧Twitter)での共有拡散をしてくれたら嬉しいです!
是非お願いします!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?