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風の匂いを懐かしく感じるのはなぜ

2014.4.21

 部屋で唯一の暖房機器であるスチームは、今朝は入らなかった。

昨年同様に、昨日で使用は打ち切られた。外はまだ雪が残っていて寒いが春はそこまできている。

 舎房に帰ってきて、開けておいた窓から入ってくる冷たい風の匂い嗅ぐと、また例の懐かしい感じに包まれた。

たまに感じるこれ。いったい何なんだろうね。

え?歳をとったからだって?
 違うよ。でも、何が懐かしいのか?何を思い出しそうなのか全くわからない。

ただ、この感じは1年の中で1度か2度必ず感じる。そこで俺は推理してみた。
 おそらく、農耕民族である日本人
のDNAのせいだ。
 昔の人は、冬の寒さが辛く苦しいほど、春が待ちどおしい。
 春の匂いを感じることで、冬が終わる安堵と共に、暖かな季節に期待する。この嬉しさがⅮNAを刺激しているのではないかと。

 まあ自分勝手にとってくっつけた様なこと言ってみたけど、俺が言ってるこの懐かしい感じ。やっぱり理解できない?


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