衛生係やりたくない
2014/6/25 記
朝1番に本担のオヤジに呼ばれると、「本日から衛生係をやってもらいます」ときたよ。
勘弁してくださいは通用しない。
今日、計算係がなんと1年半の仮釈を貰って仮上がり。衛生係が、後を継いだために、その後釜が俺ということだ。
工場ではこの2名は腕章巻いて経理係りとして何かと優遇されるのだが俺としては気が乗らない。というか絶対やりたくない作業なのだ。
今までどこへ行っても班長やらされるエリートの俺だが、この衛生係だけはやったことがない。
それでラッキーだった。
人の洗濯物いじったり、便所掃除に給食当番、まるで用務員だ。そんなのやってられるか!
みんなは、立って歩けるし、自分のペースで仕事できるとか言って結構値打ちのあること言うけど、俺にとっては何の魅力もない作業だ。
それよりやな感じなのは、仮面接も終わってあと2〜3ヶ月すれば出所という身のものにこんな仕事させるか?
不運な環境調整となった俺は、どうやらしばらく工場にいるってことなのかもしれない。満期になりそうな上、嫌な作業するくらいならあがっちまって他の工場でやり直すか。
まて!俺よ。
それはお前の昔の悪い癖だ。
黒澤監督のあの言葉を思い出すんだ。
「どんなに嫌で、つまらない仕事でも、本気で一所懸命やれば面白くなるものだ」。
そうだな。逃げ出すわけにもいかないもの。
とりあえず面白いと感じるまでは仕方ない。やってみるとするか。
ps.そんなこともあったなあ。
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