選り好みから無い内定で卒業するニートの現実！大企業を高望みする

日本の新卒制度は、自分でも、大企業に入れるのではないかと、高望みを考えやすい制度です。

そして、たいていの学生は、失敗して、中小企業にはいります。

なぜなら、確率的に、大企業志望には、無理があるからです。

そういった有名企業には、特殊なコネが関係しています。

学校の裏口入学同様、取引先の会社の息子などが、選ばれるのです。

したがって、採用活動は、誰でも、公平ではありません。

前までは、学歴フィルターもあり、Fランク大学出身者は、はじかれていました。

それほど、大企業で安定した生活を夢見る学生が、後をたちません。

このことは、多くの婚活女性が、大企業の高年収サラリーマンを求めていることからも、ニーズがあるのでしょう。

なので、男達は、新卒の採用活動に必死なのです。

しかし、海外では、そんな大手よりも、成長性のあるベンチャーに、優秀な学生が、好んで就職します。

なぜなら、株を買っておけば、企業が成長したときに、大もうけできるからです。

それに、実力が高ければ、めぐまれた給与を得られます。

日本のように、正社員保護が強い法律下では、どうしても、安定志向に逃げてしまいがちです。

こんな雇用規制が強いのは、日本くらいなのでしょう。

だから、海外では、転職で、強いスキルを得ることを考え、自分の売り込みをします。

それでいて、もし、使えなければ、すぐに、クビきりにあうだけです。

このことは、日本人の雇用制度には、あまりなじまないようです。

人との感情的な付き合いを好む彼らは、義理人情を好みます。

そういう文化があるのですから、雇用の流動化が進まないのです。

なので、いまだに、時代遅れの新卒制度を続けています。

だから、最悪、ニートになり、無い内定で、むなしい生き方をする人が、後をたちません。

なぜ、彼らは、大企業や公務員を志すのでしょうか？

私の場合、女性が、これらの職業を好むから、上を目指しました。

きっと、ネームバリューのある企業なら、モテやすいと思ったためです。

しかし、良く考えてみれば、そんな奥さんは、安定した身分が失われれば、すぐに離婚を決断したくなるでしょう。

なぜなら、夫を選んだ基準が、経済力だからです。

したがって、リストラや倒産を経験すれば、自分の魅力がなくなることになります。

当時の大学生だった私は、理想が高すぎて、自滅していました。

心の底で、中小企業への差別意識が強かったのです。

その当時の日本企業は、いびつな派遣制度で、社員からの搾取をしていました。

令和の現代では、できる限り、規模の高い企業に入るしかありません。