中国武術と気功術の関係にせまる!うさんくさい超人的な秘術との違い

気の技術と聞くと、アニメで見られる気功破や、念力などが考えられます。

念じるだけで、スプーンが曲がってしまうような考え方のことですね。

うさんくさい超人的な秘術が、その筆頭にあげられます。

しかし、本来の気は、人なら誰にでも備わっているものなのです。

従って、正式な訓練をしていけば、気の技術を習得することができます。

ただし、これは、人が対面して教えないと、身につけることは限りなく困難です。

なぜなら、自分で感じみて、初めて気の操作ができるのだと理解するからです。

では、どのようにして、気功術を身につけていけばいいのでしょうか?

実は、そんなに頑張らなくても、人は、気を利用して生きているのです。

人が近づいてきたとき、思わぬ気配を感じたことはないでしょうか?

また、危ないことに出くわしたとき、嫌な予感を感じることがあるでしょう。

それらは、すべて気による反応なのです。

従って、私達、全ての人間が、気功術を使っているのです。

ただし、気の力で人を直接的に倒せるわけではありません。

ただし、気の力を間接的に利用して、必倒の威力のある打撃を放つことができるのです。

気は、普段、人間の呼吸によって、蓄えられます。

そして、吐き出されたりもするのです。

この気の物質エネルギーを利用して、打撃の威力をあげていきます。

具体的には、気の力によって、握力や勢いを増していきます。

ただ、ここまで、読んだ人は、結局、オカルトな技術を使っていると思うでしょう。

ところが、実際に、中国拳法の熟練者が、打撃技術で活用しているのです。

さらに、気は、敵の気配を知ることで、相手がどんな攻撃をどういったタイミングで行うかを予知します。

そのことで、迅速な攻撃を実現できるのです。

この気の使い方は、手を前にあげて、レーダーのように使っていきます。

こういった気の技術は、中国拳法では高級技とされており、世間では広まっていません。

一部の限られた人しか、実戦できていないのです。

ただし、暴力を避ける護身術のレベルで、ここまで高度なテクニックはいりません。

相手を倒す必要がなく、逃げることが目的ですからね。

今回は、そういった技術があることをご紹介しました。

なんか、現実離れをしたお話になりました。

さらに、気を感じとるには、身体がかなりリラックスしないといけません。

実戦で、体を総動員するときに、なかなか冷静になることは難しいです。

アドレナリンを分泌して、興奮状態にあることが多いですからね。

中国武術と気功術の関係は以上です。

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