豊かな自然の中で育つ、葛上中の子どもたち

写真・文＝葛上中学校PTA

葛城山、金剛山が後ろに聳え立つ麓にある学校が、葛上中学校です。

何といっても奈良盆地を見渡せる最高の眺望で、冬には金剛山から吹き降ろされる金剛おろしと水によってできる米や野菜が一味違う美味しさです。

そんな自然豊かな中で育った子どもたちは、とっても元気いっぱいでしっかりとあいさつができる良い子ばかりです。

全校生徒は60名弱と少ないですが、学年に限らず兄弟姉妹のように仲が良く、学校行事にも一生懸命取り組んでいます。

新型コロナウイルスも第5類となり、少しずつ学校行事が再開しつつあります。それまでは、行事もたくさんの制限があり、子どもたちもとても寂しそうでしたが、解禁されるとはじけたように、部活動に文化祭にと楽しそうに登校しています。

新型コロナウイルスが落ち着いたら次はインフルエンザと、子どもたちにとって立ちはだかる壁がたくさんありますが、何事も経験としてめげずに過ごしています。

新たな年を迎えたという時に、またもや大きな地震でたくさんの犠牲者が出てしまいました。その様子を目の当たりにし、勉強やスポーツもとっても大事ですが、先生方やPTAの皆様にも支えられながら今があることを忘れず、どうか人の役に立つ大人に成長してほしいと心から願っています。