パチスロサクラアルバイト六分咲き伝 #1

※友人の実体験に基づき多少のフィクションを加え記させて頂きます、登場する人物、建物、土地などなどはフィクションとノンフィクション半々くらいでしょうね。


北斗の拳初代がホールで幅をきかせていたのでもう15年以上前でしょうか、とにかく汗水垂らして働くという事が大嫌いなAと言う人物がいました。

Aは高校をなんとか卒業しましたが進学も就職もせずバイトも行ったりバックれたりの日々。

そんなAは楽して稼げると言う事で、もともとパチンコはやる人間でした。

パチンコしかしていませんでしたがある時、友人の誘いでスロット北斗の拳を打った時に低投資でバトルボーナス17連したのが全ての始まりだったそうです。

Aは、

「CRドカベンで時間掛けてめちゃくちゃ連チャンしたけど疲れる、スロットは短い時間でこんなにお金もらえるなんてちょろい」

と思ったそうです。 まじでクソです。

それからAはパチンコからパチスロにシフトして行くのですが、パチスロにシフトして少しして友人から良いバイトがあるのでやってみないかと誘われました。

それこそが指定台を打つサクラのバイトだったのです。

サクラと言えばまあ多少聞こえは良いかもしれませんが、要は店長+αの小遣い稼ぎです。

スロットとカラダで稼ごうや!みたいなものです。

Aはそれまで所謂アウトローの世界を見た事も無かったのですが

(大好きなスロットが打てる上に給料までもらえるとは、まじか‥)

と思い、むしろこちらから頭を下げてお願いする勢いだったそうです。

この決断こそがその後の人生の大きな転換とはAは知る由も無かったでしょう。


次回 もしかしてスイカとりこぼしたら殴られる?



 


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