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Missing piece for ゴール創生

何を書いているかといえば、ゴール創生に必要な要素である。

最近あれこれやっていてつくづく感じるのが「ストーリー構築能力」というものは人によってものすごい差がある、ということ。

この「ストーリー能力の差」はデザイン思考であればHow might we?を定義できる力とほぼ同値である。

問題は

その存在はわかるのだが、それを鍛えるためには何をすればよいのかが今ひとつわかっていない点にある。

単にさまざま分野の経験を積めばいいのだろうか?しかしそうだとすると去年職場見学にきた高校一年生が見事なストーリーを構築したことの説明がつかなくなる。実際単純な社会人としての経過年数だけでストーリー構築能力を評価することはできない。

となると何が必要なのか?

結論がでないので話題を変える。もう一つ悩んでいるのがMonkey Firstである。

なんのことか?「問いこそが答えだ」という本に載っていたのだが、以下のような状況を想像してほしい。

猿に柱の上で、シェークスピアを暗唱させる、という課題に取り組むとする。あまりにもしばしば見かけるのは

・課題リストを作る。1) 猿を柱に登らせる 2)サルにシェークスピアを暗唱させる
・取り組みやすそうな1)から取り組む。2)は「方式検討中」

これはあたかも物事が進捗しているかのように見えるが、実質的な進捗は0である。なぜ0などというのか?課題リストはちゃんと作成され、優先順位も設定された上で、それぞれのタスクについては計画通り進捗しているではないか?

実生活でこのような態度に出会うことは信じられないほど多い。というか98%はこんなのである。そうやって「頑張って」いる人に「サルにシェークスピアを暗唱させられなかったら何にもならないじゃないか。まずそれを解決しないと」と指摘しても碌な答えが返ってくることは期待できない。

ここに存在している問題は、問題を考える際のクリティカルパスが考えられていない、ということではある。私にわからないのはなぜこのような考え方をする人が多いのか、という点にある。

しょうがない「❤️思考でゴール創生」の第一版はこれらを「未解決問題」と正直に認めた上で公開することとしよう。素直に「わかりません」と言えば誰かがヒントをくれるかもしれない。

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