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【XP2900達成記念】ガチエリアで勝ち切るために必要な感覚

こんにちは。
先日ガチエリアでXP2900を達成した30代おじさんです。

たった2カ月しか握ってない青鉛筆での達成です。4年間も握ったデュアルスイーパー君(MAX2700)を一気に抜いてとんでもない数値を叩き出しました。望外の喜びです。

今まで対面することしか能がなかった私が、なぜ青鉛筆という「塗りブキ」でパワーを更新できたのか。この2か月間、必死に塗り塗りしていた時に会得した「ガチエリアで勝ち切る感覚」をお話していきます。

なお、一部数値を用いて説明しておりますが、全て「私個人の感覚によるもの」ですので、一切の根拠はありません。なんとなくで遊んでます。なんとなくで文章を書いてます。あしからず。

ガチエリアの基本


"ガチエリア"の状態

fig.01 "ガチエリア"の状態まとめ

皆さんもよくご存じだと思いますが、ガチエリアは「自軍がカウントを進めている」「どちらもカウントが進まない中立」「敵軍がカウントを進める」の3つの状態に分けられます。

基本中の基本ですが、「自軍がカウントを進めている時間」をより長く、「敵軍がカウントを進める時間」をより短くできれば勝つ可能性はグッと上がります。

いわゆる"抑え"の状態を長く、"打開"を短くできれば良いわけです。

この時の塗りブキの仕事は、抑え時は「エリアの塗り維持をすること」、打開時は「エリア遅延をすること」なので、これらが実行できればひとまず最低限の役割を果たせたと言えます。

カウントの動き方、雑検討

疑問
ガチエリアのカウントってどのように動いているんだろう、どうやったら効率よくカウントを稼げるか等、疑問に思うことが多々ありましたので3つのケースに分けながら机上論かつ雑に考えてみました。

ただ、筆者の感覚的な部分が大きく、恐らく文字で説明しても伝わらないような気がするので(筆者の努力義務違反)、先に結論を書きます。読み飛ばしていただいて構いません。

結論
・一度に多くのカウントを稼ぐと、本カウントが進みやすい(≒勝ちやすい)
・何度もペナを取られると、本カウントが進みにくい(≒勝ちにくい)

fig.02 雑検討、本カウント等の推移

fig.02の説明、雑検討
いずれの3つのケースでも合計120秒間エリアを確保したと想定し、その120秒を適当に割り振ったらどのようにカウントが進むか検討してみました。

用語説明
・取得カウント 
 エリアを確保してからエリアを確保されるまでに獲得したカウント(60秒で100カウント)
・本カウント
 100から始まり先に0にした方が勝ち。または5分経過してより少ない方が勝ち。 
・ペナルティ
 取得カウントの3/4が課される。本カウントより先に消費される。

120秒の割り振り方
ⅰ)40秒(約66カウント)×3回確保
ⅱ)30秒(約50カウント)×4回確保
ⅲ)10秒(約17カウント)×12回確保

結果
ⅰ)本カウント2、ペナルティ50
ⅱ)本カウント14、ペナルティ38
ⅲ)本カウント39、ペナルティ13

所感
どうやら一度の抑えで一気にカウントを稼いだ方が、ペナルティの影響をより受けずに本カウントを進められるようです。

また、いずれのケースも「取得したカウントの合計」はほぼ同じであるにも関わらず、本カウントに大きな差がついてますね。特にⅲ)のケースはペナルティの影響を諸に食らってそうです。

巷で流行っているサメライド戦法が強いのは、何度も何度もペナルティを付けることで相手の本カウント進行を妨害している、そしてその効果が想像以上に大きなものであるのかもしれません。

(勝負所で塗り維持してカウント稼ぐと勝ちやすいのかも。その点は「最大値」が重要なヤグラホコと似ている気がする。)

ガチエリアでの立ち回り

青鉛筆だからできたこと

これまでを踏まえてどんな立ち回りをするのか、青鉛筆のような塗りブキではどんなことができるのか。先にも少し触れたように「エリアの塗り維持をすること」「エリア遅延をすること」この2つが大切だと思います。

そりゃそうだ、とうの昔から知っとるわい、と言われそうですが、前述のとおり一気にカウントを稼ぐことで本カウントが進みやすいことから、抑え時はできる限り塗り維持してカウントを伸ばす、打開時は少しずつエリアを塗って一気にカウントを進めさせない、ことがとても大事なのだと思ってます。

青鉛筆はこの2つの行動を安全に実行しやすいブキだと認識してます。射程も長くインク効率も悪くないので、安全圏から継続的に撃ち続けることが可能です。

実際の試合でも相手が塗ってきたタイミングで塗り返すことで塗り維持することができたし、エリア遅延を入れることで味方の試行回数を増やせて結果的に打開の成功確率が高まりました。

しかも、これらをしていれば自然とエナジースタンドが貯まるのだから、このブキのポテンシャルが恐ろしいです。

他の塗りブキならどうするか

「塗り維持」「エリア遅延」これは共通の行動です。
青鉛筆と他の塗りブキとの決定的な違いは射程です。射程が短いことから安全圏からの塗り維持が難しいです。その代わり小回りが利くのでちょっとだけエリアを塗ったり、前衛ブキへのカバーであったり、青鉛筆ではできない行動で差を付けたいです。

最後に

青鉛筆で戦ってるときに常に頭の中にあった言葉は「その1秒を削り出せ」でした。この言葉は東洋大学駅伝部のスローガンで、2011年箱根駅伝(全10区間)で1位の早稲田大学に僅か21秒差で優勝を逃し、後に「10人の選手が1人数秒のタイムを上げていれば逆転できていた」と語られるほどの名場面から生まれたものです。

このスローガンに倣って、エリアでは「その1カウントを削り出せ」の精神で、試合序盤からとにかく1カウントでも多く稼ぐこと、相手に与えるカウントを1つでも少なくすることを心掛けています。

1カウントでも多く稼ぐことで、相手の打開が間に合わないかもしれない。打開のスペシャルが貯まらないかもしれない。慌てて索敵を省略して突っ込んでくるかもしれない。

この小さな小さな1カウントに対する執着心・愚直さを積み重ねた先に、大きな大きな1勝が待っているものだと感じています。


『たかが1カウント、されど1カウント』

青鉛筆で会得したこの感覚を信じて、今日も必死に塗りたくります。


最後までお読みいただきありがとうございました。またどこかで。

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