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うちの子紹介③トルバラン

え、記事作ってたんですか?!
ええ、作っていたんですよ。公開するタイミングを見失っただけで…

今回紹介するのはシトラスの運命の人であり、元敵幹部の魔族トルバランです!

シトラスとは彼女の前世から続く永い縁があり、それ故クソデカ感情を向けるトルバラン氏。クセが強いのでは…?と最初は受け入れられるか心配だったのですが、なんやかんやで読んでくださっている方からは好評いただいているようで安心しています。

今回はまだキャラデザ絵が存在しないキャラクターのため、私が普段使用しているAIのべりすと様のAIイラスト作成サービス「とりんさまアート」でイメージ画としてイラストを作成致しました。これが正規のキャラデザではありませんが、大凡このような雰囲気のキャラだと思っていただけたらと思います。

それでは今回も張り切って紹介させていただきます!

「とりんさまアート」にて作成

トルバラン=フォン=エインヘリアル

種族…魔族
誕生日…6月14日
星座…双子座
魔具…大剣
魔力光の色…赤
所属…黒き明日(ディマイン・ノワール)幹部→聖フローラ学園教員
得意魔法属性…炎/闇
趣味…家事全般(料理が1番好き)、考古学研究

本作のもうひとりの主人公です。
物腰が穏やかで一見優しそうに見えますが、時々腹黒い一面が垣間見えます。基本的に人当たりは良く面倒見がいいため人望はあり、黒き明日(ディマイン・ノワール)時代も部下からは大変慕われていました。ただ、インヴァスは彼に胡散臭さを感じていたようで、現役時代もあまり仲は良くなかったようです。

元々先祖代々から邪神に仕える由緒正しい家系に生まれており、黒き明日(ディマイン・ノワール)創立前からの邪神を知る数少ない魔族です。

邪神に目の前で想い人を殺されてしまったことに激昂して刃を向けた結果、謀反者として家族親類を皆殺しにされた末に自身の「死」を奪われてしまった過去があり、魔族の平均寿命の倍である300余年を生きています。ちなみにその当時から肉体は全く歳をとっていないため、外見年齢は人間で言うと20代半ば〜30代前半ぐらい。本人も正確な年齢は忘れてしまった模様。

無念の死を遂げた想い人の生まれ変わりがシトラスであると気付いた彼は、このまま黒き明日(ディマイン・ノワール)と戦い続ければいつかは邪神と対峙することになるであろう彼女の未来を憂い、魔法少女に変身するためのエナジーを強奪して自宅に軟禁し、普通の女の子に戻そうとするという暴挙に出ました。そのため当初はシトラスに対して一方的な態度を取っており、彼女から文句を言われる場面も目立ちます。

しかし敵であるはずの自分を理解しようとするシトラスの優しさ、魔法少女としての覚悟を知ったことで、今度こそ本当の意味でシトラスを守ろうと決意。黒き明日(ディマイン・ノワール)を脱して人間界に拠点を移しました。

転生前とは言え一度目の前で死んでしまったところを目の当たりにしたせいか、シトラスに対してはかなり過保護で重……深い愛情を注いでいます。スキンシップや愛情表現を躊躇わないのは生前の彼女との別れに後悔しかなかったから。生きている限り想いを言葉にして愛情を態度で示そうと考えており、それを実行に移しています。

魔界ではかなり由緒正しい家系で貴族に等しい立場ですが、家族や親類を粛清されてしまってからは300年以上ひとりで暮らしているため家事スキルがカンストしています。

何でも器用にこなしますが、本人は料理をするのが1番好きなようです(シトラスがおいしそうに食べてくれるから)。あまりにも家のことを何でもやってくれるため、シトラスは「気を抜いたらダメ人間になりそう」と気をつけているみたいです。

人間界ではシトラスの家に転がり込んで彼女と同居していますが、周囲には彼女の遠い親戚と説明しているため怪しまれずに済んでいるとのこと(シトラス曰く「無理がある」)。


人間界での姿(「とりんさまアート」にて作成)

魔界を脱出して以降はシトラスやキルシェの通う聖フローラ学園の高等部に教師として潜入しています。整った見た目とわかりやすい授業で生徒からは人気を博しており、放課後に勉強の相談(を口実に)やって来る生徒も少なくない様子。就任から間もないのに学園のアイドルと化していますが、本人はあまり気に留めていないようです。

基本的にはシトラスのために、という思想なので彼女の考えを優先させるスタンスでいますが、シトラスのためにならないと判断した時には彼女自身の希望でも反対することも。

前世の恋人の転生体であるシトラスですが、彼女に過去を思い出して欲しいとはそれほど思っておらず、今目の前にいるシトラスを大切にしたいと思っています。

いつか女神の魂でシトラスが過去の記憶を取り戻した時、彼もまた自分の過去と向き合わざるを得なくなるでしょう。

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作者の一言🔥
私の思うイケメンを具現化させたような人です。
今まで版権物にハマった際に高確率で長髪イケメン枠のキャラに沼ってしまったので、「絶対長髪!絶対長髪イケメンや!!」と決めていました。

ちょっと過去が可哀想な人ですが、その分現在でツッコミどころ満載な溺愛ぶりと不審者ぶりとドSぶりを発揮しているので、トントンになっているんじゃないかなぁ…と思ったり。

シトラスという作品は「よく少女向けの変身ヒロイン作品に登場する主人公に恋する敵のイケメンが、本当に主人公と結ばれたら面白いのでは?」というコンセプトから来ているので、それを象徴する人物ですね。

ちなみに名前の由来なのですが、「トルバラン」はブルガリアの民話に登場する怪物で、英語圏では映画「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」にも登場した「ブギーマン」に相当すると言われています。

なぜこんな名前にしたかというと、当初はガチの悪役を想定していたからです(ヒロピン小説が書きたいのでとりあえず悪役っぽい名前を考えて調べていたら出てきたのでした)。

ファミリーネームの方は後から考えたため、それを軌道修正するかのように神話由来のネーミングとなっています。「エインヘリアル」というのは、北欧神話における「死せる戦士の魂」のことです。

由緒正しい血筋の出身なので、先祖の中には英雄扱いされた者もいたのかもしれませんね。

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今回は拙作「魔法少女シトラス」の登場人物・トルバランの紹介でした。
まだ固まってない部分や、今後変更する要素もあるかもしれませんが、何となくこんな感じの子だと思っていただければ幸いです。

それでは、皆さまが良い日々を送れますよう。

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