うちの子紹介② キルシェ

今回もうちの子のキャラクター設定を紹介させていただきたいと思います。第2回はシトラスの親友であり、魔法少女仲間でもあるキルシェです。

ありがたいことにキルシェを「かわいい」「好き」と言ってくださる方が多くて本当に嬉しいです。明るくみんなに愛されるような子を想定していたのですが、実際にそういう感じの子になってくれたなと思っています。

シュバルツェとの恋の行方に対する応援のお声もいただいており、私も2人の今後をとても楽しみに思っているところです。

それでは今回も張り切って紹介させていただきます！

イラスト お竹さん(@taketi)

キルシェ・シュトロイゼル(Kirsche Streusel)

種族…人間
誕生日…3月30日
星座…牡羊座
魔具…魔槍ピンキースイート(スピア)
魔力光の色…ピンク
所属…聖フローラ学園高等部2年
得意魔法属性…光/風
趣味…楽しいことを探す(見つける)こと

シトラスの親友で、二人目の魔法少女です。かなり高い魔法適性があり、時にシトラスよりも高度な魔法を使うこともあります。

誰とでも仲良く出来る陽気な性格で、あまりクラスに馴染めていなかったシトラスに声をかけたことがきっかけで仲良くなりました。

運動神経が抜群なのでスポーツ系の部活の助っ人に呼ばれることもしばしば。戦闘でも身体能力の高さを存分に発揮してはいますが、勉強は苦手な模様。

明るく悩みがなさそうな子に見えますが、実は家庭事情はちょっと複雑。父親は健在ですが母親がある時期から行方不明になって以降、長年叔母と二人で暮らしています。

幼少期のことはあまり覚えていないようですが、父親が離れて暮らす自分に全く会いに来ないことから「自分は親に捨てられた」と解釈し、あまりいい感情を抱いていないようです。

その一方で叔母とは姉妹のように仲が良く、彼女を尊敬しています。

当初は親友であり魔法少女仲間でもあるシトラスを連れ去ったトルバランに対して疑念の眼差しを向けていましたが、シトラス自身がトルバランに心を許していること、魔獣との戦闘中に彼が身を挺してシトラスを守ろうとする様子を見て誤解を解き、シトラスの「人間界も魔界も救いたい」という考えにも理解を示しました。

トルバランが自分達の学校に教師として就任したことから、彼を「先生」と呼んでいます。

黒き明日(ディマイン・ノワール)の幹部であるシュバルツェに自分と似た種類の陰りを感じたことで興味を持ちますが、やがて彼が様々なしがらみから無理をして組織に居座り続けていることを見抜きます。

彼もまたトルバランのように人間界にいた方が幸せなのではないかと確信したキルシェは、組織に命じられて自分を捕らえたシュバルツェに博打のような取引を持ちかけました。

その結果シュバルツェによって処女を喪失してしまいますが、本人に後悔は無く、逆に本気で彼を奪い取ろうと決意。紆余曲折の末、シュバルツェを黒き明日(ディマイン・ノワール)から解放させるのでした。

どういうわけか魔法適性が高く、呪文を詠唱しなくても簡単な魔法を使えます。シュバルツェはこれに何か要因があると推察していますが、本人は「あたしが天才だから？」とあまり深く考えてない様子。

ウブで純情なシトラスと対照的に、キルシェは割と年相応にえっちなことにも関心があり、ちょっと下世話なことも言っちゃうタイプ。

シトラスとトルバランの関係にも興味津々で、度々シトラスに勝負下着買っちゃいなよ、とけしかけてるのは彼女です。休みの日にシトラスと一緒に買い物に行って、キルシェが選んで買ってあげてる時もあります。

しかし当の本人は自分の恋にはかなり奥手で、シュバルツェのことは大好きだけど敵同士の時のあの一回の交わり以降は関係を持てておらず、はっきり告白も出来ていないようです。

自分が愛されている自覚を持てない原因や高い魔力の秘密については、本人があまり覚えていないという幼少期に鍵がありそうですね。

🍒作者のひとこと
シトラスに次いで二番目に魔法少女として覚醒した女の子です。

私はこういうおちゃらけた子の暴走ぶりを眺めるのが大好きなんですが、キルシェは自由人過ぎるのでたまに置いていかれます。

ただ話がシリアスになり過ぎそうな時にちょっと小ボケを入れてくれたりするので、いい感じに作品の清涼剤になってくれてて助かっています。ありがとうキルシェ。

非公開の情報もあるため謎の多い子に見えているかもしれませんが、そのうちお話の中で小出しにしていけたらと思います。

ちなみにファミリーネームの「シュトロイゼル」はドイツのお菓子のトッピングの名前です。ポロポロとした形状のクッキーで、ケーキやパンの上に乗せて楽しまれているようです。「広がる、散らす、振り撒く」という意味もあります。

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今回は拙作「魔法少女シトラス」の登場人物・キルシェの紹介でした。
まだ固まってない部分や、今後変更する要素もあるかもしれませんが、何となくこんな感じの子だと思っていただければ幸いです🍒

それでは、皆さまが良い日々を送れますよう。