学習環境を構築しよう　～ホストPC編～

Laravel Homestead 仮想マシンを使った学習環境を構築します。ホストPCは Windows 10 を使います。以降に手順を記載します。

参考にした手順
　- Laravel 7.x Laravel Homestead

1. ホストPC側の準備

1-1. Vagrant をインストールします。 

1-2. VirtualBox をインストールします。

2. Homestead インストール

2-1. Homestead Vagrant Box をインストールします。

vagrant box add laravel/homestead

2-2. Homestead をインストールします。インストールしたら、最新の安定バージョンであるreleaseブランチをチェックアウトします。

cd C:/Users/[ユーザ名]

git clone https://github.com/laravel/homestead.git Homestead

cd Homestead

git checkout release

3. 環境設定

3-1. 初期設定バッチを実行します。

Start-Process init.bat

3-2. Homestead.yaml 設定ファイルを編集します。

[Homestead.yaml]

（プロバイダ設定）

provider: virtualbox　←VirtualBoxを指定

（共有フォルダ設定）

folders:
   - map: C:\xxx\project1　←Windowsはフルパスで指定
     to: /home/vagrant/project1

   - map: C:\xxx\project2　←複数マッピングする場合
     to: /home/vagrant/project2

(Nginxサイトの設定)

sites:
   - map: homestead.project1
     to: /home/vagrant/project1/public

   - map: homestead.project2　←複数マッピングする場合
     to: /home/vagrant/project2/public

3-3. hostsファイルを編集します。

192.168.xxx.xxx  homestead.project1　←Homestead.yamlのipを設定
192.168.xxx.xxx  homestead.project2　←複数マッピングした場合

4. 動作確認

4-1. Laravel Homestead 仮想マシンを起動します。

cd [Homesteadインストールパス]

vagrant up

4-2. Webブラウザでサイトにアクセスできることを確認します。

http://homestead.project1

（以下が表示されたら疎通OK）

5. 簡単にsshするための設定

5-1. 以下のバッチファイルを作成して任意の場所に配置します。

[homestead.bat]　※新規作成する

@echo off

set cwd=%cd%
set homesteadVagrant=C:\Homestead　←Homesteadをインストールしたパスを設定

cd /d %homesteadVagrant% && vagrant %*
cd /d %cwd%

set cwd=
set homesteadVagrant=

5-2. 環境変数「Path」に、作成したバッチファイルまでの（ファイル名を除いた）パスを追加します。

5-3. Homestead にsshできることを確認します。

homestead ssh

注意事項

Homestead はVMとして動作しているので、使い終ったら Homestead を停止します。

cd [Homesteadインストールパス]

vagrant halt

感想

今までWindowsしか触ってこなかったので、CLIでのインストール作業が不慣れでした。（数日かかってしまいました）次回は本題である Laravel のインストールを行います。