桜花賞枠前予想ポイント

先週の大阪杯は武豊騎手の好騎乗によりジャックドールが勝った一方、内枠の先行勢のポジションを取りに行く意思があまり見えなかったのは残念です。
今週は桜花賞となりますが、リバティアイランドの1強ムードが漂っていますが、他の馬に入り込む余地があるかポイントをまとめました。

1.逃げたい馬が少なく、スローペースか?
先週の大阪杯同様に過去レースより逃げ候補はモズメイメイorトーセンローリエ辺りが濃厚。モズメイメイは乗り替わりで和田騎手であり、枠次第ではトーセンローリエが逃げそうであるが、両者とも過去前半3F35秒前後であり
例年よりはペースが流れないと考えています。

2.Bコース変わりでトラックバイアスは?
京都競馬場改修により過去2年ロング開催となった影響で馬場の作りが変わっています。過去2年は馬場内側有利のバイアスであったので、今年も土曜開催含めて傾向をチェックする必要があります。

3.リバティアイランドの評価は?
昨年末の阪神JFは完勝の結果でした。要因は超ハイペースで、その時点での完成度、持久力が問われたレースで他の馬より抜けていた印象です。
今回はスローペースからの上がり勝負となるので、ある程度ポジションとれながら上がり3Fで速い脚を使うことを求められそうであり、枠順、枠の並び次第では絶対視できない印象です。

4.評価できる馬について(3頭)
ラヴェル‥アルテミスSではリバティアイランドに先勝しましたが、次走の阪神JFは外枠+スタート遅れ・追走イマイチで11着に大敗。今回それ以来の出走となりますが、陣営コメントを見る限り、半姉のナミュール同様カイ食いが旺盛でなく、馬体管理に苦労しそうなタイプであり、休み明け1走目が力を発揮できそうな馬です。

ドゥーラ‥昨年の札幌2歳Sの勝ち馬でその後の2戦は道中の位置取りが後方で直線の進路どりも不利を受けているレースとなっています。今回1週前の調教で坂路でしっかり追っており、その影響などでポジションがいつもより前目取れたら面白い一頭です。

コナコースト‥正直出来自体は前走のチューリップ賞の方がよさそうであり、調教・パドックの雰囲気の確認は必要ですが、過去3走とも鮫島騎手が鞍上でレースを教えていた印象であり、この馬はポジション取りの操縦性はこの中ではトップクラスであり、枠順次第では面白い一頭です。

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