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女性声優のバースデーライブで逆に多くのものをもらってしまった件

本当のところはいつもの様にハッシュタグココ・シャベル付きツイートでいくつか感想を発信するだけに留めておこうかと思っていたのだが、このハッシュタグを遡って見てみると思ったより色んなオタクがしっかりとした感想をアウトプットしていること、また夜の部に誘ったノット林鼓子(敬称略)のオタクが「これまでこういうイベントに誘われた中でもダントツで良かった」と言ってくれたこともあり、ちゃんとしっかりめの気持ちを投下しておく必要性を感じた為投稿する。

というわけで、終演から3日以上経つが未だにロスが抜けない林鼓子『Coco Hayashi Birthday Live 2024 〜I'm here.〜』について振り返る。今回も今回とて駄文の寄せ集めなので飽きたら適当にブラウザバックしてリンクラや学園アイマスに戻ってもらって構わない。


ライブ前

未だに精神性が小学生なので、楽しみなライブの前の日は眠れなくなる。色々と諸事情もある為かなり早めにライブ会場の最寄りへ。シンプルに家から遠い。ドアドア1時間半で発狂しそうになるが、普通に九州や台湾から来るフォロワーがいる事を考えると甘えてはいられない。
早めに会場に着いた理由としては、『Coco Hayashi』のライブ前に気になった温泉施設『港北天然温泉ゆったりCOco』でサウナに興じたかった為だ。

前日飲んでたオタクがたまたま見つけて爆笑してた。

表記が『COco』なので紛らわしい。

思ったより良いサウナ環境でお風呂も沢山あってもうちょいゆっくりしたかった。僕はイベント前の暇な時間(特に遠征の時)にサウナに行くのだが、ガッツリ入りすぎて疲労感が出ないギリギリのラインでサウナ水風呂の時間を調整することで、脳だけスッキリさせた状態でイベントに臨むことができるのでオススメだ。尚、もう出て会場向かおうかなと思っていたタイミングにサウナ室でフォロワーに出くわして爆笑した。

結局ギリギリに入場することとなった為物販も満足に買えず(mittの林鼓子さんチーム、事後物販いつまでもお待ちしております)。入場しプレボにこれよりもさらに稚拙な駄文お手紙を投函し会場へ。

シンプルにこのライブポスターめちゃくちゃ好き

セトリ

狩人さんまとめありがとねぃ。

1曲ずつ振り返るとマジでキリがないのと一部高まりのせいで記憶の混濁がある為ざっくり振り返る。
大まかにアニソンカバー、幕間のココ大陸(なにそれ?)、ピアノパートの3つに分けて感想を垂れ流す。

アニソンカバーパート

M1.DISCOTHEQUE - 水樹奈々

なんか歌いそうな気がしていたのだがまさか一曲目とは。シンプルに林鼓子ちゃんさんが可愛すぎるのでガチでキショい顔に変形しながら振りコピしてたのを覚えてる。

これはなんだったの???
まあオタクの指摘通り、大好きな女性声優の歌うDISCOTHEQUEはガチのマジで神です。素直になりました。
余談だが、フノレはロザリオとバンパイアの曲はDancing in the velvet moonの方が好きです。

M2.best day , best way(昼) Rising Hope(夜) - LiSA

best day , best way、ガチのマジでいい曲だよな(再認識)。これマジでオタクあるあるだと思うんだけれど、LiSAの楽曲はいつだってアルバムLOVER"S"SMiLEやLANDSPACEの曲が至高だよなってずっと言い続けてる。一生クネついてた。

夜の部のRising Hopeの時の記憶あんまりないが、アホほど過度な連続跳躍と上体を逸らす運動をしていたと思う。

M.3 ワン・ツー・スウィーツ - 桃山みらい(昼) My Secret heArtbeats - 緑川さら
桃山みらいの曲は来月プリチャン単独で聴けるしな〜と思いつつも何度聴いても良い曲なのでまあお構いなしにクネついてた。本人もリクエストなくても歌う予定だったらしいし。
緑川さらの曲カバーはかなり良かったしこういう企画ならではという所。若井友希に直談判した話は面白かった。

M4.サウンドスケープ - TRUE
死ぬほど跳躍んだ。まあ〜飛んだ。多分本人歌唱の時より気合い入れて鬼のように跳んだ。
響け!ユーフォニアムはちょいちょい林鼓子が話題にする作品なのでどれか歌うとは思っていたが「特別になりたいって、いいよね」というMCで触れてたように一番適した選曲であったと思う。
余談だが、林鼓子が毎回この原作とアニメがきっかけで中学生で吹奏楽部に入部した話を聴くたびにジェネレーションギャップで自我が崩壊しそうになる。

M5.ただ君に晴れ - ヨルシカ
ガチでアニソンしか知らないフノレ、これ初めて聴いたけどいい曲だねって言ってたよ。
リクエスト時のフォロワーのアツい推薦文がとても良かったという話、良かった。シンプルに歌詞と本人の境遇文脈リンクはオタクの大好物である。

幕間.ゲスト動画
昼の部は佐々木李子、夜の部は生田輝だったがどっちも違ったベクトルで本人が発狂している姿を見られて良かった(ガチめの小並感)。
余談だが、僕は昼の部前に今回のTシャツを買えなかった為着ていくオタク服がなかった為、先週購入したAve MujicaビッグシルエットTシャツを着用していたのである意味佐々木李子の映像出演は私信だった(なんでも私信くん)。

生田輝登場で狂乱する林鼓子の図、今年だけでも何回見たかわからないが、シンプルに好きなものを想い絶叫する姿は微笑ましいし、自分もオタクとしてこういう精神性を見習っていきたいとさえ思う。

M6.ソワレ - 星街すいせい
フノレ、これ初めて聴いたけどいい曲だねって言ってたよツー。とりあえず好みのオタクミュージックだったのでやたらクネついていたのは覚えてる。

M7.あの子コンプレックス - =LOVE
色々な諸事情で色々な知り合いのオタクの顔を思い浮かべていました(え?)。

M8.星のダイアローグ - スタァライト九九組
びっくりするくらいイントロでデカい声出た。昼の部は多分オタクイントロドンで一番早かった自信あるし周りも公演中一番デカい声出てたと思う。
一時期林鼓子が少女⭐︎レヴュースタァライトどハマりしてる時期があったのでワンチャン何か歌うかな〜とも予想してたけれども、林鼓子が歌うと色々歌詞とリンクする部分があり聴いていてとても気持ち良かった。

来年はわがままハイウェイ頼む。(スーパースタァスペクタクルでも可)

幕間2.ココ大陸

突然始まる情◯大陸みたいなBGMと映像。今日のライブに向けてレッスンしたりグッズの打ち合わせをしている様をドキュメンタリーっぽく撮影している映像はかなり真面目なノリにもかかわらずシュールな笑いを誘う。
「仕事が好き。仕事をしていないと落ち着かない。(こういう趣旨の発言だったと思う)」という発言には今までなんとなく「林鼓子さんってワーカーホリックなんかなぁ」と思っていた部分へのある意味アンサーだったが、それだけ彼女の声優としての前のめりさが現れていてますます好きになった瞬間だった。シュールなドキュメンタリーパロディにここまで感動させられることになるとは思わなんだ。

昼の部では機材トラブルが起きたのか中々VTRが始まらないハプニングがあったが間の時間を会場のオタクが適当に茶化して賑やかししているのが平成のオタク現場っぽくて完全にコロナ終了を感じさせてとても暖かかった。

このVTR内で今回のライブのコンセプトが『林鼓子の現在・過去・未来』であることが明言される。また、初の試みとしてピアノ演奏に合わせて歌うということも言及。暗転後、ピアノパートに移る。

ピアノパート


M9.スピーチレス 〜心の声 - 木下春香

かなり鳥肌が立った。というか、普段舞台での林鼓子の姿を見ているとこういう歌も歌えるよなという納得はあったのだが、想像以上に圧倒された。
この曲が林鼓子の今回のライブテーマ『過去』に相当するのか、クラシックや映画音楽に通ずるものが彼女の根っこの部分にあるということを再認識させられる。

M10.人生は夢だらけ - 椎名林檎
M11.変わらないもの - 奥華子
純粋に「こういう曲も歌えるんだ」とか「こういう歌い方もできるんだ」という気付きを得る。本人はかなりこのピアノパートは挑戦的だったと言うが、僕はむしろこっちのパートでの歌い方や表現の方が好きかもしれないとすら思った。

M12.(昼)私だけに - ミュージカルエリザベートよりおそらく今回本人が一番やりたかったであろうテーマで言うところの『未来』に相当するパート、ミュージカル曲。素人目と耳で見聞きしても、今回の為に相当練習してより良いものを我々にお出ししようという強い意志を感じる。
ミュージカル曲は感情が乗ってこそと本人も色んな場で言っていたが、今回の『私だけに』に込めた彼女の感情はどのようなものだったのか。どのようなものにせよ、彼女が乗せた感情の歌は少なくとも客席の僕の感情を昂らせるには十分すぎたわけで、また新たな彼女の一面を舞台上で見れた事の喜びに打ち震えていた。

M12.(夜)瑠璃色の地球 - 松田聖子
このパートを昼と夜で変えて来たのもかなり挑戦的だと思う。演奏者齊藤真優さんのアレンジもありかなりしっとりと『聴かせてくる』歌になっていた。昼と夜であえてジャンルの異なる2曲を分けて来たのはテーマの『未来』の可能性の示唆なのだろうかと深読みしている(なんでも深読みおじさん)。

最後の曲の前に演奏者齊藤さんへのコメントを言っていたが、「重い音を奏でる人」と評していたのがとても印象的だった。幼い頃から様々な音楽に触れてきたからこその言葉なのだろうか。

M13.キズナミュージック - Poppin'Party

最後の最後に特大感情。「エモい感じのアレンジでお願いします」というふわっとした注文でかなり大胆なアレンジとなっていたが、曲が元々持つエモーショナルさが林鼓子の声に合う形になっていてとてもエモい感じ(ふわっとした表現)になっていて良かった。

昼の部で林鼓子が捌けた後に1フレーズだけ齊藤さんがきらきら星を弾くシーンがあり、本当に声ならぬ声が出そうになった。

各部、不思議とアンコールを望む声も誰も出さず、キッチリと本編で締める形で終了。昨今のアンコールがあるのが当たり前のような声優ライブが多い中、これはかなり自分としては嬉しく、晴々とした気持ちで退場した(昼の部終演後は流れるように物販列に接続した)。

飲み

良いライブの後は身体が酒を求める。終演後、会場の下であったフォロワー達と色々感想をくっちゃべって「また次の林鼓子のイベントで!(この翌日もイベントがある)」と挨拶。
その後、知り合いのオタク達各々が帰りやすい絶妙な立地の居酒屋にピットインし、飲酒開始。

ライブの感想から転じて女性声優のあることないこと、オタクの本当にどうしようもないエピソード等しこたま絶叫した後に
「やっぱり女性声優だなぁ〜!!!」
と共通見解を叫び退店。終始女性声優のことについて大声で唾を飛ばし合う飲み会はやはり素晴らしい。

まとめ

ここまで書いてきて感じたこととして、というか上述の飲みの時にもオタクに指摘されたのだが
「バースデーライブを開催してくれる女性声優はそれだけでありがたい」
という気持ち。このことを忘れないようにしたい。バースデーイベントどころか毎年イベントがあるかどうかわからない女性声優も多い中こうしてFCで公募したリクエスト曲をなるべく多く反映させたり、軸となるライブコンセプトを定めて幕間の映像やグッズまでセルフプロデュースする女性声優、本当に頭が下がる想いである。

バースデーイベントということでしっかり演者本人をお祝いするつもりが逆にこちらが大きなプレゼントを貰ったような気持ちになる、そんな素晴らしいイベントだった。林鼓子のイベントはいつも刺激をもらえるなにかを、自分が「こうなのかな?」と考察していることにポジティブな答え合わせをくれる。いつも何かもらってばかりだが、もらえるものはとりあえず何でももらう主義なのがフノレなので、これからも彼女からの熱いなにかを勝手にもらいに行ってるような気持ちで林鼓子のことを追いかけて行こうと思う。


22歳もノンストップで進むであろう林鼓子さん、こちらこそよろしくお願いします。

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