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日記/年末

12月19日

 漫画。

 12月20日

 東京から編集者のヒトがきて喫茶店で打ち合わせ。ギャラの話と漫画の話。ギャラをとにかく上げれるだけ上げてくださるよう、出版社への交渉をお願いした。

 12月21日

 漫画。

 12月22日

 昨日から妻と喧嘩。自分が悪いが落ち込んで漫画が描けない。昼から布団を敷いて寝た。鬱屈しているときの思考がぐるぐるする。自分よりキモい奴を求めて『カラマーゾフの兄弟』の再読を始めた。一回目読んだときよりも面白い。

 12月23日

 漫画を描いたあと妻へのプレゼントを買いに行った。財布を買った。自分はクリスマスのつげ義春のパーカーと誕生日の腕時計を貰った。夜に二回目の『浮草』を観た。

 12月24日

 朝から、両親と自分ら夫婦で、祖父母の家へ行った。古墳も車に乗せてもらって観に行った。

 祖父に「帽子無いから欲しいねわ」と言ったら、二個くれた。気に入ったのでかぶって帰った。

 12月25日

 漫画は大晦日まで描くことになると思う。
 1日休んで寝たのでギリギリになった。

 夕方、市税の封筒を探しててんやわんやになった。いつも使ってるリュックの底にあった。未納の市税と未納の電気代と未納の年金を払った。

 12月26日

 漫画。
 昔のスマホから高三の時の油絵の写真が出てきた。


 12月27日

 家賃を払った。
 夜、漫画を妻に手伝って貰った。

 筆で叩いて描く手法を使ってる漫画家は今もいるのだろうか。楽しいからおすすめ。


 ほとんどの読者や漫画家にとっては、もう背景は背景としての意味しか必要ないんかな。と思うときがある。
 そうすっと今後は、漫画の背景なんかはAIに任せるのがフツーの時代が来るかも知れぬ。
 AIが一般的になると、作業効率は格段に上がるが、そのことによって漫画家の原稿料が不当に下がらないかが心配。
 AIに負けへんぞ俺は。という気持ちで描いている。

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