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【失敗する副業】バイナリーオプションが勝てない理由を大公開

この記事はバイナリーオプションを今からやるべきではないよって話をします。

今でもTwitterやFacebookでバイオプのツール等をせっせと販売している方はいますが、断言しますが基本的に稼げません。

もちろん無根拠で言っている訳ではなく、私自身がバイオプだけで約2年半稼ぎ続けてきたからこそ言っています。

ん、おかしいな?と思いましたか?

そうです、私自身はチャートを分析し続けて勝てるトレーダーになりましたが、そこまで苦労してリスクを冒してまでバイオプをやるべきではないと思っています。

何故なら、バイオプはハイリスクすぎるからです。資金が焦げつくことが一番のリスクですが、そのリスクに相当近いのがバイオプです。 

詳しくは後述しますが、実はバイオプの離脱率は年間で90%だそうです。

もっとわかりやすい言葉でいえば、バイオプを1年後にも続けている人は10人に1人しかいないということです。

不思議だと思いませんか?

ネットを叩けば、「月利100%!!」とか「月200万円稼げる!!」とかそんな情報がゴロゴロしているのに、90%の方は離脱していくんです。

ということは、基本的にこうゆう情報は嘘で、消費者の購買意欲を書きたてるマーケティングの手法でしかないということですね。

もちろん、全員勝てない訳ではないですからね。ちゃんと勝てる人は本当に存在しますが、多くは資金を無くしているが事実でしかないのです。

バイナリーオプションで勝てない理由はないはず

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さてバイオプでは勝てない!と話しましたが、その理由を解説していこうと思います。

理由は大きく分けて3つありますが、その話をする前に・・・・

バイオプで勝てないのって不思議だと思いませんか?

バイオプは相場が↑に動くか↓に動くかを予想するだけですよね。

つまり1/2の勝率です。

適当にトレードしたとしても、確率論でいえば50%勝利します。

大数の法則という、確率は試行回数を増やせば、やがて分母に近い結果に収束するという法則があります。

つまりは、トレード回数を100回、1,000回と繰り返せば確率は50%に確実に近づいてくるというものです。

放っておいても試行回数を増やせば勝率は50%に収束する上に、勝率を上げてくれるツールを使えば勝率なんて60%70%80%と上がるはずですよね。(だって勝率80%とかいってセールスしてるものばっかりだし)

じゃあなんで90%の人は資金が尽きてしまうのか。その理由を解説していきます。

バイナリーオプションで勝てない理由その1

バイオプで勝てない最大の理由は、証券会社に負けさせられるからです。

バイオプといえばほぼ100%ハイローオーストラリアを使っていると思います。(私は別の証券会社をメインにしていますが。)

まずわかってほしいのは、ハイローオーストラリアにとってはトレーダーが負けるほど収益があがりますよね。ということはトレーダーが負けてくれた方が都合がいいのです。

そのため、知識がない人には気付かれない様に負ける仕組みが構築されているのです。

では具体的にどうやって負けるようにしているのか説明します。

まず前提として、ハイローオーストラリアで表示されているチャートが正しいチャートではないことはご存じでしょうか?

そもそも為替のチャートはインターバンク市場という市場で作られます。

インターバンク市場とは、金融機関などの限定された機関のみ参加できる取引市場のことです。世界中の銀行や金融機関が一堂に会して、為替の交換業務を行います。

そのインターバンク市場で売買された取引量に応じて、為替相場がカタチづくられるのですが、バイナリーオプションの取引で主流となっている極めて短い時間のオプション市場がそもそも存在しないようです。

言葉が難しいのでかみ砕いて言えば、ハイローオーストラリアで例えば10分後にHighになると予想したオプション取引(購入)をするとします。

ハイローオーストラリアの画面上では、取引を行っているように見えますが、実際にインターバンク市場で取引が行われた訳ではなく、ハイローオーストラリアがオプションを受け付けた状況のまま満期まで待っているような状況です。

どうゆうことだと思いますか?つまりハイローオーストラリアがトレーダーの掛け金を請け負って、手に持っている状況です。

ハイローオーストラリアからすれば、トレーダーに勝たれると自分は損をします。逆にトレーダーが負ければ自分は得をします。そしてそのお金を自分が預かっている状態。

不正し放題ですね。

具体的にどんな不正が行われているのか。

例えば、ギリギリ1pips差で勝てそうだったら負け扱いにされる、エントリーしたポイントをズラされる、有利なポジションは約定をはじかれる・・・そんなことが普通に行われています。

例えば、これは僕のトレードですが、明らかにチャートが存在しないところにズラされてますよね。

※わからない方のために説明すると、本来だったら黄色い線(チャート・相場)と、緑の横線と▲の上の頂点が交わる部分(取引ポイント)がズレている訳はないんです。

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これは意図的に不利なポジションを取らされている、つまり負けやすく操作されているということです。

公正公平であるはずが、ものすごく不利な戦いを強いられるんですね。

理由その2

ハイローオーストラリアがいつ飛んでも(使えなくなっても)おかしくないのもその理由です。

今からバイオプを一生懸命勉強したとして、メインで使える取引所が使えなくなったらあんまり意味ないと思いませんか?

そもそも、何故みんなハイローオーストラリアを使うのかというと、使い勝手が比較的いいし、ちゃんと出金できたからなんです。

もっといえば2013年ごろにバイナリー法の改正があり、バイナリーオプションに対する規制が強まりました。そのタイミングで、当時横行していた、いわゆる詐欺業者は摘発されたので、国内業者と比較して規制がゆるく、出金がしっかりできるハイローオーストラリアにトレーダーが終結したのです。

では今後どうなるのかというと、ハイローオーストラリアがずっと使えることかなんてありえないと思っています。

現に日本とオーストラリア以外の国では2019年からハイローオーストラリアが使えなくなっています。理由は定かではありませんが、オーストラリアの金融庁の規制が厳しくなったからだとか。そのため運営会社もオーストラリアにある会社からマーシャル諸島共和国の会社に移し、運営をしている状況です。

別の観点でいえば、日本政府視点でいえば、海外にお金を逃がすくらいならパチンコ屋や競馬にお金を落としてほしいに決まっています。

ブックメーカーも規制がどんどん強くなっているように、海外ギャンブルに資金を投じる手段は徐々に淘汰されていくでしょう。

そんなガタガタの状態で大切な資金を預ける理由はあるのでしょうか?

リスクを考えたらやめた方が賢明では?と僕は思ってしまいます。

理由その3

あほみたいにマーチンゲールをするのも負ける大きな理由です。

マーチンゲールを知らない方のために、説明をさせてください。

マーチンゲールとは、バイナリーオプションをやる方が失敗する理由第一位の資金管理の手法のことです。

最初に基本となる金額を決めて取引します。例えば1万円としておきましょう。そしてもし負けたら、次は2.15倍の金額(つまり21,500円)で賭けます。もし、さらに負けたら2.15倍(46,225円)。これを繰り返していく手法です。

ハイローオーストラリアの主要取引は、勝った場合掛け金の1.88倍が返ってきます(これをペイアウトといいます)

もし最初の1万円で勝った場合、18,800円が返ってくる、つまり18,800円-10,000円=8,800円が利益になります。

仮に1万円で負け、次の21,500円で勝った場合、21,500円×1.88倍=40,420円が返ってきます。つまり40,420円-21,500円-10,000円=利益8,920円となり、10,000円の利益とほぼ同じになります。

21,500円で負け、46,225円で勝った場合、46,225円×1.88倍=86,903円。つまり86,903-46,225円ー21,500-10,000円=利益9,173円となります。

負けても全部一気に取り返せるのが一見魅力ですが、もしこれで仮に5連敗したらどうでしょう。▲10,000+▲21,500円+▲46,225円+▲99,383+▲213,675=約40万円の損失になります。たった5連敗でです。

そりゃあ資金があっという間になくなります。仮に40勝していても、たった1回の5連敗で全てが水の泡・・・なんてことよくあります。

そんなギャンブル的な資金管理をしていても絶対資金なんて増える訳がありません。

以上の3つの理由からバイナリーオプション(ハイローオーストラリア)に必死に取り組むのは賢明ではないという結論です。

それでもどうしてもバイナリーオプションがやりたい方もいるでしょう。

夢をみて、リスク承知でやりたいのであれば、僕の人生ではないので止めませんが、せめてせめてものアドバイスをしようと思います。

それは次回の記事でお伝えするのでお楽しみに。

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