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ノンデザイナーがデザイン会社のコーポレートデザイナーになって8ヵ月を振り返る【Goodpatchで響いた言葉まとめ】

UI/UXデザインカンパニーGoodpatchに入社し、デザインにきちんと触れたことのなかったノンデザイナーがGoodpatchに入社してみて8ヶ月を振り返ってみます。(本当は半年で振り返りたかったのですがあっという間に2ヶ月経っちゃいました...)

簡単に自己紹介
新潟出身の2016卒。新卒でクルマ&バイクの事業会社で採用や広報を3年3ヶ月担当し、2018年8月にGoodpatchへ転職。

Goodpatchで出会い、前進させてくれた言葉たち

デザイン領域にほぼ関わることがなかった私がデザインカンパニーGoodpatchに入社するまでから入社してみてを、響いた言葉を元に振り返ってみます。

「組織のために高潔である」

これは広報職の求人票「求める人物」の項目に書かれていた言葉です。求人票は、その組織のスタンスや追い求める姿が宣言され、その求人をかいた人の想いが滲み出る場です。
広報は会社としてのメッセージを社内外に発信します。当たり前ですが当たり前に大切にしたいのが、どんなときも自己表現ではなく価値提供にこだわるということです。会社を主語にした発信や意思決定、言葉選びを行う広報にとって最も大切だと思っていたことを端的に言語化してくれていたので印象的でしたし、この言葉を求人票にのせる覚悟のある人が組織にいることが魅力的でした。

「組織という抽象的なものをデザインする」

入社前面談でPR/PXチームマネージャーはこさんが会話の中で使った言葉です。
はこさんのことはこの記事を読み、入社前から一方的に憧れていました。瞬間風速的にメディア露出を狙う広報という仕事にもやもやを抱えていたときにこの記事を読み、事象・事実・組織をつくる広報の方がいることを知り、記事を通じて目線を上げてもらったことがありました。
この言葉を聞き、やはりこの人とその視座の高さを隣で感じながら一緒に働きたいと再確認しました。

「言葉もプロダクト」

入社後出会った言葉で、代表の土屋さんが社長研修で「言葉もプロダクトである。言葉を知っているデザイナーになってほしい。」と新卒に送ったメッセージです。
デザインは人と向き合うものだからなのか、Goodpatchには他者を理解しようとするスタンスの人が多いと感じます。日常の会話でも「なぜそう思ったのか」「誰に届けたいのか」「どうするのがベストだと思うのか」を言語化し伝えるシーンが多いです。それはプロダクト同様、言葉を磨いている人が多いからだと思います。
ナレッジを貯めるドキュメント共有esaの発信量やフィードバック文化など、相互理解のための発信姿勢が賞賛される光景を多く見かけることに最初は驚きました。一人ひとりが会社のつくり手であるという意識を強く感じます。

「主語がWeなら大丈夫」

これは自信がなかった時にはこさんからもらった言葉です。
まだまだデザインに対する知識不足やブランド力を築きファンが多いデザインカンパニーGoodpatchのPRとして個人的に発信することが怖いなと思うことがあります。
主語がWeなら発信、前進していいと背中を押してくれた言葉です。

 「広報の優先順位は経営課題の優先順位」

タスクの優先順位づけの話をしていた時のはこさんの言葉です。
目の前の数字をがむしゃらに追うことも、自分の業務を完遂するために没頭することも大切で必要ですが、この優先順位づけの視点は常に意識したいと思いました。
広報に関わらず、この優先順位で組織全体が意思決定できるとセクショナリズムが発生することなく強い組織ができるのだと感じました。

番外編:言葉以外で振り返るGoodpatchらしさ

言葉以外でGoodpatchならではだなと入社して感じた部分を簡単に残しておきます。

デザイン環境が整備されている

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Goodpatchオフィスには全ての会議室にポストイットとペンとホワイトボードがあります。デザインカンパニーとしては普通なのかもしれませんが、いつでも考えを具体で見ながら議論を進めることができる環境が整っていることは入社当初とても新鮮でした。

上澄みだけを嫌う

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Whyを問う文化があるため、流行りのHowに振り回さることがないです。Whyからなる信念があるため、愛されてファンがいるのだろうなと思います。
先日リニューアルしたコーポレートサイトでは「なぜGoodpatchがデザインに向き合うのか?」語っています。ぜひご覧ください!

リアクションが多い

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気づくと業務上のリアクションはMoreが多くなりがちです。グッドパッチはGood、Moreどちらかではなくどちらもリアクションが多いです。これは組織人格を育てる上でとても大切であり、内外への発信が活性化される要因の一つだとも思います。

最後に

今回8ヶ月を振り返ってみて、Will要素を含む言葉に影響を受けていることがわかりました。PDCAの「C」にあたる振り返りは、やはり大切だなとこのnoteを通して実感しています。

Goodpatchに興味のある方はこちらからどうぞ!


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