Tableau: 行レベル計算って

DATA SABERを目指し日々課題に挑戦中ですが、よく!?解説動画に出てくる行レベル計算がよくわかっていないので調べてみることにしました。

行レベル計算
: 集計されていない計算式
例) 利益率

[Sales]/[Profit]

Tableauでは、集計されていない列を参照する場合は、参照元となる表の行ごとに計算される。
行ごとの [Sales] / [Profit] が計算され、[利益率] 列が追加される。


利益率の列が追加される

[利益率] をシェルフにドラッグすると

SUM([利益率]) になる

集計された列を参照する式を作成してシェルフにドラッグすると

SUM([Sales)/SUM([Profit])

SUM, AVG などを集計関数といいます。

集計([総利益率]) 

ビュー内でディメンジョンにより定義された次元で計算される (ビューレベル計算) 
上記の例では、オーダー年ごとの総利益率になる

次の式のような、個別のストアのストア売上高と全ストアの平均売上高とを比較するようなケースでは

[Sales] - AVG([Sales])

この関数の集計および非集計の引数を混在することはできません
とエラーになります。が、

[Sales] - { AVG([Sales] }

とすると計算が可能になります。これを詳細レベル計算といいます。

{ AVG([Sales] }
は表範囲の詳細レベル表現で、表全体の売上平均を意味します。
{ FIXED : AVG([Sales]) } と同じです。

そう、LOD(Level Of Detail) 計算です。


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