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旅10日目 名古屋ゲストハウスMADO

旅も10日目になると、少し疲れが出てきた。
そろそろ旅の資金も少なくなってきたところだし、目的の神棚も購入できたし、いろんなヒントももらったから帰ろうかなぁと考え始めた。名古屋の宿以降は予約をしていない。つまり予定していた最後の宿。

名古屋のゲストハウスMADOさんへ。こちらはGO TOキャンペーンの対象のゲストハウスで、申し込んでから手続きを経て、少しお安くなりました。

有松という場所

こちらのゲストハウスは、もともとは東海道。かつて山賊はがたくさんいる場所だったとのこと。城を立てるために、人を呼び、その中に大分からきていた人が、豊後絞りをしている人がいて、その人がこの場に広げていき、有松の染め物屋さんができたとのことでした。

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古くからの家屋が多くて、江戸時代の情緒に触れることができる。

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なんと、宿泊客は私一人。お部屋で貸してくれる宿。つまり古民家一軒貸し切り状態となる。お宿のオーナーさんと話をしながら、今回の旅の目的であるGoodwill Foretのヒントを見つける旅であることも告げると、いろんな話を聞かせてくださった。

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玄関。土間。
入り口付近にもテーブルを設置。

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入り口は行ってすぐ左側。土間から上がる。飲食ができる場所。
宿泊客が多ければ、ここでみんなで会話ができるんだろうなぁ。

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古い民家も、置く物自体でおしゃれな感じになる。
照明の当て方も、用意する小物もセンスなんだろうなぁ。

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所有しないという選択は、時にリスクを抱えることとなるが、それをどのように工夫することができるかはこれからの課題になりそうだ。

また、名古屋にも面白い活動をしている人たちが多いらしく、いくつかの訪問先を教えていただいた。移住してきてうまく地域に溶け込むためにやってきたことなどを聞かせてもらいに、いずれ訪れてみよう。

こちらのオーナーはもともと縫製の会社を経営されていたようで、会社を別の方に譲ってゲストハウスを始められたとのこと。

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☝この格子、レースのカーテンのような役割。部屋が暗いと外からは見えない。部屋が明るいと、見えてしまうという優れもの。時々、外から除く人がいるという(笑)

インプットとアウトプットが循環する暮らし

翌朝、女将もいらっしゃり、Goodwill Foretの話をすると、江戸時代の循環の話を教えていただきました。江戸時代は大家さんは、人が入居すると喜んだという。理由は厠の肥(糞尿)を集めて農家に売ることで収入を得ていたという。そのため、店子(たなこ)の人数が増えると大家は喜んだという話を教えていただいた。

パーマカルチャーでの学びも、循環のサイクルを大切にしている。共通するような考え方がたくさんありそうで、いつか江戸時代の暮らしを学んでみようと思いました。江戸時代の暮らしについて、わかりやすいお勧めの本などあったら教えてもらえると嬉しいです。

オーナーの前職(縫製)を聞いて、私も手仕事が好きなので、布を買って帰ろうと、お店を聴いたら、大塚屋を紹介してくださった。

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大高緑地公園を90分ほど散歩して、大塚屋へ

ビル一棟全部じゃん!

3時間遊んでしまい、布を大量に購入
この時点で、予定していた旅の予算マックスに

布も買ったことだし、そろそろ帰ろうと腹をくくり

一路横浜へ


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