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【原稿&トーク音声】2022年5月ゴスペルアワー「こどものように」

父母コンビでお届けしているラジオ「ゴスペルアワー」の「原稿」を、トーク部分の「音声」と共に、ラジオの再放送が終わってから投稿しています。ラジオ内で紹介した歌は、どなたかがアップされているyoutubeから探して埋め込ませていただきます。(youtubeで見つけられなかった場合はご紹介できませんがご了承ください。)
ラジオでゴスペルアワーを聴くことができない方にも、ゴスペル(=福音・良い知らせ・グッドニュース)が届きますように!

下記リンクの、Youtube「ラジオ・ゴスペルアワー」の再生リストで、これまでのトーク音声&音楽を通してお聞きいただくこともできます。

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トーク1

父:みなさん、(父母)こんばんは (母)2022年5月のゴスペルアワーの時間です。

父:ゴスペルアワーの「ゴスペル」とは、「福音・良い知らせ・グッドニュース」という意味です。天地万物をつくられた創造主・神様がおられて、私たちを罪から救うため、約2000年前に、神が人となってこの地上に生まれてくださったのが、イエス・キリストです。
  このイエス・キリストが、私たちの罪の身代わりとなって、十字架で死んで、葬られ、三日目によみがえり、復活したことがゴスペル・福音だと聖書は教えています。イエス様を私の罪からの救い主として信じるだけで、罪がゆるされ、神の子とされ、永遠の命が与えられて、神の国、天の御国に入れていただけるということが聖書の中で約束されています。

母: 2022年5月、今年、5回目のゴスペルアワーです。

父:今日のゴスペルアワーは「こどものように」というテーマでお届けします。

母: 5月5日はこどもの日ですので、今日は「こども」に関連した聖書のことばを紹介したいと思います。

父:新約聖書マルコ10:13にこんなお話があります。
さて、イエスに祝福していただこうと、人々が子どもたちを連れてやって来ました。ところが弟子たちは、彼らをじゃま者扱いし、追い返そうとしました。
それをごらんになったイエスは、憤って弟子たちをおしかりになりました。「子どもたちを自由に来させなさい。神の国は、この子どもたちのような者の国なのです。追い払うなど、とんでもないことです。 いいですか。よく言っておきますが、小さな子どものように神の国を受け入れる者でなければ、決してそこに入ることはできません。」それから、子どもたちを抱き上げ、頭に手を置いて、祝福されました。

母:今の日本だと、自分の赤ちゃんが、元気に大きく育つようにお相撲さんに赤ちゃんをだっこしてもらうことがあるように、昔イエス様の時代には、有名な先生に、子供を抱いてもらって、子供の頭に手を置いて、神様の祝福を祈ってもらうという習慣がありました。

父:聖書を見ると、お母さんが自分の子どもや乳飲み子、赤ちゃんをイエス様の所に連れて来て、手を置いて、祝福を祈ってもらおうとしたようです。

母:するとなんと、イエス様の弟子たちが、子どもたちを邪魔者扱いをして、追い返そうとしたというのです。

父: 「イエス様はお忙しいんだから、子供の相手なんかしてる暇はないんだ、さあ、さあ、帰れ、帰れ」とばかり追い返そうとしました。

母:すると、それをごらんになったイエスは、憤って弟子たちをおしかりになりました。「子どもたちを自由に来させなさい。追い払うなど、とんでもないことです。」と言われました。

父:今日の第一番目のポイント、「イエス様は子供が大好きだったんですね。」
  そういえば、日本に一番最初にキリスト教を布教したフランシスコ・ザビエルの有名な話があります。「今日は仕事で大変疲れたので、誰か客人が来ても通さないようにしてください。」しかし、その後、一言付け加えて言いました。「あ、でも子供が来た場合は通してくださいね」

母:はい、それでは、ここで今日最初の賛美をおとどけします。
讃美歌461番「主われを愛す」という賛美をお届けします。

父:それでは、どうぞお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク2

父:讃美歌461番「主われを愛す」という賛美をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「こどものように」というテーマでお届けしています。

父:さきほどの讃美歌461番、主われを愛すの歌には、有名な話があります。
  1968年に亡くなったスイスの神学者、カールバルトという学者は、20世紀の偉大な神学者と言われていました。彼が、アメリカのシカゴの大学に行った時のことです。博士を囲んでセミナーが行われました。そのセミナーの中で、一人の学生が、「バルト先生、これまで、あなたの頭にうかんだ、最も偉大な真理は何ですか?」と質問をしたそうです。

母:出席した人たちは、皆、バルト先生が何か偉大な、深遠な答えをすることを期待して、身を乗り出すようにしてその答えを待っていました。

父:すると、バルトは学生を見つめてこう言いました。「Jesus loves me this I know for the Bible tells me so」。さきほど紹介した主我を愛すの讃美歌の歌詞でした。
 英語の原文では、「イエス様は私を愛している。私は知っています。なぜなら聖書が私にそう言っていますから」という讃美歌の歌詞です。

母:どんなにむずかしい話を言われるかと待ち構えていた人々に対して、彼は、
  「イエス様はあなたを愛していますよ」とだけ答えました。それが聖書の一番大切なメッセージです。

父:このゴスペルアワーで、何十回も紹介した讃美歌・ワーシップソングの作者である小坂忠さんが先月4月29日にガンのために亡くなられました。
  
母:今日の2曲目の讃美は、小坂忠さんの「主イエスの十字架の血で」という賛美をお届けします。

父:このゴスペルアワーでは何度も何度も紹介した歌です。
「主イエスの十字架の血で、私は赦され、御神と和解をして、平安を得ました。
だから今、すべての悩みをゆだねよう。主は心に平和を満たして下さる。」

母:それではどうぞお聞きください。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク3

父:小坂忠さんの歌で「主イエスの十字架の血で」という賛美をおとどけしました。

母:今日のゴスペルアワーは「こどものように」というテーマでお届けしています。

父:新約聖書のマタイ18章にはこんな話もあります。
そこへ弟子たちがやって来て、「私たちのうち、だれが天国で一番偉いのでしょうか」と尋ねました。するとイエスは、近くにいた小さい子どもを呼び寄せ、みんなの真ん中に立たせてから、話しだされました。「よく聞きなさい。悔い改めて神に立ち返り、この小さい子どもたちのようにならなければ、決して天国には入れません。ですから、小さい子どものように自分を低くする者が、天国では一番偉いのです。

母:この小さい子どもたちのようにならなければ、決して天国には入れません。というのはどんな意味でしょうか?

父:通常は 「こどものように純真に、素直に、信じなければ天国に入れない」と説明されます。しかし、2000年前のイエス様の時代では、子供は純粋・素直という意味で理解されていませんでした。

母:現代訳聖書では次のように分かりやすく翻訳されています。

父:確かに、あなたがたも悔い改めて、この幼子のように自分をつまらない者と認めなければ、天国に入ることはできません(この当時、幼子は 今日のように、純真無垢を表すものとは考えられておらず、つまらない者と考えられていた)。ですから、この幼子のように、自分をつまらない者と考える人が天国では一番偉い人なのです。

母:自分をつまらない、価値のないものとしてへりくだった、謙遜な心を持つものを神様は天の御国に入れて下さるということですね。

父:それでは今日の3曲目の歌をお届けします。 
「主イエスと歩く道 」という歌です。

母:それではお聞きください。
※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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トーク4

父:「主イエスと歩く道」という賛美をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「こどものように」というテーマでお届けしました。

父:今日はもう一つ、聖書の面白いお話を紹介したいと思います。
 イエス様の弟子のヤコブとヨハネはイエス様のいとこだったと考えられています。
 イエス様のおばさんにあたる、ヤコブとヨハネのお母さんがイエス様ところにこっそりやってきて言いました。

母:「おばちゃん、イエス様に頼みがあるんだけどなぁ」

父:「なんですか。おばさん」

母:「イエス様が神の国の王座に就いた時には、わたしの息子たち・ヤコブとヨハネをイエス様の次に高い位につけてほしいの」

父:この話を知ったほかの弟子たちは、非常に腹を立てました。 それでイエスはみなを呼び集め、こう言われました。「この世で偉い王や高官は、人々の上に立って威張り散らしています。しかし、あなたがたの間ではそうであってはいけません。偉くなりたければ、みなに仕えるしもべとなりなさい。 人を支配したければ、奴隷のように仕える者となりなさい。 メシヤ救い主のわたしでさえ、人に仕えられるためではなく、仕えるために来たのであり、多くの人の罪の代償として、自分のいのちを与えるために来たのです。」

母:イエス様は子供が大好きでした。そして謙遜にへりくだる人を愛し、天の御国に入れて下さいます。

父:私たちを天の御国に入れてくださるために、イエス様は十字架にかかって死んで、よみがえられたのです。子供だけではなくあなたもイエス様に愛されています。

母:教会に一度も行かれたことのない方は、ぜひ、今月、いや次の日曜日、お近くの教会に行ってみてください。

父:日曜日の朝10時半から、普段着のままで、手ぶらで、お気軽においでください。
それでは最後に、ゴスペルアワーのテーマソング、
  「きみは愛されるために生まれた」を聞きながらお別れしたいと思います。
あなたも愛されていることを忘れないでください。
  今夜もゴスペルアワーを聞いて下さりありがとうございました。

父:それでは  母:この次は  父:来月6月にまた  
母:お耳に  父母:かかりましょう。

※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して貼り付けています

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◆本放送:第1金曜日 19時~
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