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NISEKOグラベル2023

2022年から開催されているグラベルライドイベント
『NISEKO GRAVEL』に今年も参加してきました。

NISEKOグラベルとは?

北海道でも有数な大自然系観光地ニセコで開催してされているグラベルライドイベント。
レースイベントではなく、自分のレベルに合わせて距離30km〜選べるサイクリングイベントです。
SpringとAutumnの年二回開催。後者がメインな気がします。

今年のAutumnライドは?

・ミドル 60km/1100up/グラベル率45%
・ロング 90km/1600up/グラベル率50%
・エクストラロング 120km/2300up/グラベル率58%
この3つ。
※昨年よりミドル、ロングの距離が減りショートが廃止。

で、エントリー決定したょ。

昨年も参加して、来年も楽しもうよ!との事で、今年も参加することに。
メンバーは…
・NOBUさん(yukiさんの旦那)
・yukiさん(NOBUさんの嫁)
・ヨーコさん(苦手な土系克服中)
・ヨースケ(私。メカと食べる担当)
ここ最近ずっと遊んでもらってる「いつものメンバー」です。

今年のエントリー受付開始から直面した問題点


『どの距離エントリーする?』
NOBUさん、ヨーコさんは走れる系の人なので…
「昨年ミドル(65km)で走り切れたからロングっしょ」と前向きな意見。
一方のyukiさん、自分は「不安しかない。ロング完走する自信無し。迷惑は掛けたくない。けど走りたい」そんな葛藤をし…しばし沈黙を決めた。
で、エントリーしたのは…ロング!
まだ開催まで時間あるし、その間にフィジカル上げれば良いんじゃね?って話になりまして。はい。
(7月前半?の話)

準備期間にしたこと

それからと言うもの、自分はロードを購入し少しでも乗れるようにとクッソ暑い日にサイクリングに繰り出す日が少し増えた。
※月間50kmの人が250km乗るようになっただけw

下りが苦手なyukiさんとヨーコさんには林道で危険な走行にならないようにレクチャーを重ねる日々。時には運動場みたいな広い所でパイロン使ったバイクコントロールレッスンや、下りでの速度感を身につけるドラ○もんレッスンを行いました。
早く走る事は教えられないけど、安全に楽しく走る為のレクチャーは出来るのでそれを行いました。

練習の1ページ。この後、雨に降られる…

機材について

皆さん気にしてると思いますが…ようやく機材についてです。以下、主要スペック。
フレーム:cannodale topstone carbon LAB71
ホイール:MAVIC allroad SL 
タイヤ:TERRAVAIL F:ratland /R:cannonball (42c
コンポ:SRAM raivalAXS&GX eagle AXS
フロントバッグ:ROUTWERKS
携行品:CO2、ミッシングリンク、携帯ツール、TPUチューブ、穴空いた時に患部に刺して使うプラグツール、ロングなハンドポンプ、好きなグミを含む補給食

こんな感じ。結果としてグミ以外何も使わなかった。

アクセスについて

基本は前日受付なので、静岡空港からFDA(フジドリームエアライン)にて飛行機輪行。
プラ段ボールな輪行箱はFDAで無料で借りれる(要予約)。預け荷物としてもアップチャージ無し。
新千歳空港着として、千歳以降は現地のレンタカーにて行動しました。パッキング解除して、愛車と荷物を積み込み会場まで2.5時間の遠足ドライブ。
信号が相当少ないのでストレスフリー。
自制心持ってないと免許が無くなります。
同イベントに参加するであろう別グループが国家権力者に捕まってました(汗

ライドだょ

当日は朝4時起き。(自分はもっと寝てた)
7時15分スタートなのだが、6:30過ぎても未だホテルにいる状況。メンバーが「サイコンが見当たらない!とか、心拍計が無い!」とかバタバタしてる。
自分は暇してたので、みんなの自転車を準備しておく事に。流石に10℃下回ってると寒い。
ギリギリ出発。いきなり2kmのヒルクライム。昨年はこの時点で死んでたが…今年も死んだ。

会場にてSDL佐々木タケシさんとJOIN。
※空港やら受付やらで会ってたけど。
エア圧について聞かれる。→即答出来ない自分w
タケシさんがマイバイクのタイヤを触り2気圧位?って聞かれたのでヨーコさんのデジタルゲージを借りて測る。
1.99bar!(タケシさんスゲー!脱帽)
自分:こんなもんじゃないっすか?(と通ぶってみる)
半分は舗装路だし、登りも多いのでフロント2bar-リア2.2barでセット。

➖ここで真面目な話➖

タイヤやら路面によって美味しいエア圧って変わります。だから自分はあんまり人に聞かないし言わない。
自分は少し高めのセットを勧めてます。
理由は、ライド中のリム打ちリスクの低減。
特に今回のような制限時間有り・ワンウェイだと致命的なロスに繋がる。リムも壊れるし。

さて、ライドの話に戻ります。

ユル〜くスタートして舗装路をダウンヒルし、クライムしつつ一緒に行動するメンバー(更に1人増えて6人パック)でコミュニケーションを取る。緊張ほぐし、身体と気持ちを温める。
そして待望のグラベルイン!

ウェルカム!


相変わらず極上の路面。大きな石や岩もなく、しまった土と砂利。木々から漏れる美しい木漏れ日と青い空。
もうね、幸せなんよ。これだけで。

トラブルも無く進んで、下り15%のダウンヒル。
ココは斜度も強く、見通しも良くない。そして少し荒れてる。昨年は何人か血祭りにあげられてる難所。
少しペースを下げ後者がライントレースしやすい様にコントロール。時折後方確認するも、しっかりついてきてるヨーコさん。上手くなってるねぇ。
コーチとしては嬉しいです。

下りきって休憩。全員無事。

タケシさんも下りキツかったけどクリア出来たとご満悦。

エイドで癒され、次へ向かう。
ココからはアップダウン、舗装路、アレコレと写真撮る余裕もなく…。
そんな中飛び込んできたナイスな景色。

羊蹄山と池と我々と

やっぱね、最高なんですわ。
みんなでキャッキャしながら登り、下り、エイドで舌鼓を打ち。その繰り返し。
あ、登りではヨーコさんタケシさんに待っててもらうのがデフォルトでした。てへ。


小川沿いゆったり流して走るのも楽しい


雰囲気あるワンシーン。

揃い待ちしたり、してもらったりしたけど…
全体的に無理がないペースで走れてる事を感じた。
昨年よりコースがイージーになってたし、自分も少しはペース維持を出来る乗り方を覚えたみたい。
ある程度、合うメンバーじゃないとこうはいかない。

そしてゴール。(後半書く事ない…。)
規定時間内に全員無事ゴール。大きなトラブルや大きな怪我も無く、みんな笑顔でゴール出来ました。

finish後にキャノンデールブースにて記念撮影

振り返っても最高なライドイベントでした。
遠方だからこそ特別だし、気の合う仲間だからこそ楽しめるし、それが出来るコースだし…。感謝。

最後に

自分はレースには出ない人です。
ナンバーワンには興味が無く、こういったオンリーワンな事に幸せを感じる人種です。

距離、スピード、時間、順位…。
そういった『数字』に疲れた人は是非ニセコグラベルで癒されて下さい。
癒されて疲れが取れたら、また数字を求めた走りが楽しめる様になると思いますっ。

駄文長文になってしまいましたが、少しでも雰囲気等が伝わられば幸いです。

ヨースケ

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