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240715 欲しい機材が多い

今は午前1時。しかし眠れない。テスト勉強もイマイチ進まない。ということで、ブログ的なものを書いてみたいと思ったので、思い付きでいろいろ書きなぐってみようと思う。

先週末のライブが終わってから、テスト勉強と機材digしかやっていないような感じがする。というか実際そうなのだけど。というのも、思い立ってニューヨークのコンテンポラリー・ジャズギタリストを聴いてみているからである。

発端はNir Felder。先輩の紹介で聴いたアーティストだが、全体的な雰囲気もプレイも何となく好みで、ちょくちょく聴いている。大味に聴けて細かくも聴ける、みたいな感じで好きだ。彼はニューヨークでバリバリ活動しているギタリストなので、ライブも新譜もたくさんあるだろうし嬉しい(ところで洋楽とかジャズとか割と広くしっかり聴き始めたのが最近なので、どのくらいのミュージシャンなら来日してくれるんだろう…というのが気になる点である。もし来てもBlueNoteだけとかだと寂しいよね)。

ここから始まり、Kurt RosenwinkelだとかJonathan Kreisbergだとか、Lage Lundとか…まあ広く浅く聴いてみている。正直なところジャズをしっかり聴いたのが久々だったのでとても疲れる。ちょくちょく別ジャンルも挟みながらのdigを行っているし、勉強しながらかけているのでそこまで集中しては聴けていないだろう。

でも、ペンが止まる瞬間がある。そのたびに新鮮で、いいな、と思う。勿論大事なのはルーツを辿ることで、過去から順に、歴史を耳で理解しながら、腕も発展させながらの方がいいのかもしれないが、やはり新しい音楽が好きなのだし、アンビエント・ミュージックも好きだし、総合的に自分はざっくり雰囲気を感じて聴くのが好きなのだと思う。

さて、そんなこんなで彼らの演奏を聴いていると、気になることがある。そう、それは何を隠そう彼らの使用機材である。自分もジャズやセッションをやりたいと思っているわけだし、気になってしょうがないのである。もちろん自分とは段階が違いすぎて参考にはならないかもしれないが…。

まあそれはさておいて、夢を語るのは楽しいものだよね、ということで、こないだペダルボードにひと区切りついた的な記事を書いたとこなので、今後どういうのが欲しいかな、と思って気になるペダルを考えてみた。

1. POG2 / Electro-Harmonix

エレハモの名機POG2。
普通にオクターバーは欲しいと思っていたのだが…わざわざこんなデカいペダルが欲しいのは、このペダルで作る「アタック音を消したサウンド」がカッコいいと思ったからだ。最近のジャズギタリストはみんなこういう音を出しているが、ジャズだけじゃなく、アンビエントでもかなり使えそうだしとても気になる。プリセット機能がついているのもいい。フルートやサックスのようなニュアンスが出て面白そうだ。まあ、その音を実際に使う予定はないが…セッションとか、試す場面もあるだろう。

2. Freeze / Electro-Harmonix

同社のサスティナー・ペダル。
これも最近のジャズギタリストの足元には絶対ある。押した瞬間の入力音をサンプリングして引き延ばすペダルで、ウワモノが少ないギグやPADが欲しいシーンなどで使われているような気がする。ソロギターでのドローン使用でもメジャーになってきているようで、個人的にはセッションの時にバシバシ使っていきたいペダルである。君島大空とJeff Parkerが使用していたのでもともと知っていたが、いよいよ好きなサウンド…というか、プレイのために必要だと感じた。これは近いうちに購入する…はずだ。

3. Ditto X2 Looper / TC Electronic

今や定番となった(らしい)ルーパー。
これが欲しい理由にはパフォーマンスと練習、二つの目的がある。
まずはパフォーマンス。最近はセッション、あるいはその形式でのライブを意識してペダルを買うことが多い。できるだけ柔軟に対応できて、いろいろな不便を手元足元でなんとかする…そういう考え方だ。ルーパーはその中でも拡張する方向の機材で、バッキングをかけておければ便利だろうし、ルーパーを使ったプレイは素直にかっこいいというのもある。そして練習。最近はソロを取る練習をバッキングトラックでやっているのだが、そのバッキングトラックが、目当てのテンポだったり目当ての構成だったりすることは(よほど有名なセッション曲でないと)少ない。ということで、自分でその場でバッキングを作ってしまいたい、と思うシーンが増えてきた。
これは上二つのペダルより差し迫ってほしいものなので、早めに買っておきたい。

4. Zelzah / Strymon

Strymonのあんま使われてなさそうなペダル。
フェイザーとの触れ込みだけど、設定次第で凄くいろんな音が出せるようで、スタンダードなフェイザーとタッチワウみたいなサウンドが使えるチャンネル、それから揺れモノ全般をシームレスに設定できるチャンネルの2つを単体はもちろん直列並列いろいろ組み合わせたりできるらしい。しかもサイズは結構小さい。今現在自分のボードにおいて揺れモノを担っているEmpress ZOIAは、そこにいたら役割をフルに発揮できないだろ…!みたいな立ち位置なので、できるだけ早くそれでしかできない運用をさせてあげたい。そのためにも、揺れモノの立ち位置はどちらにしろマルチ的なもので補うべきだと思っていたところ、このペダルがあることに気づいた。マルチは個人的にあんまり好きじゃない(ペダルに自我がなく、愛着もなく、つまみを追い込む感覚も薄い気がする)のだが、これは結構自分の好きな感じのペダルだろうな、と思ったのも大きい。間違いなく夏の内に購入するであろうペダルである。

以上、今欲しいなーと思っているペダルだ。もちろん他にもあるけど、現実的に必要かな?と思うラインはこの辺だと思う。あとは、トレモロくらいか…。でも、いい感じのトレモロがないんだよなあ。

こう見ると、自分の考え方もだいぶ変化したなと思う。一年前はデカいボードで変なことをしたくて仕方なかったが、今はできるだけ小さなスペースでできるだけたくさんのことに対応したいと思っている。勿論、変なことをすることに興味がなくなったわけではない。それらはメインのペダルボードをくみ上げた後に増設すればいいのだ。

将来は2枚のボードを持ち運び、1枚では堅実に、2枚目ではトリッキーなプレイをしてちょっとおっ!と思われたいなあ、と思う。そんなテスト前の夜更けであった…なんてね。

勉強しなきゃ…


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