シャニマスやりませんか

忙しいですね。気温ってSine波のように変化すると思っていたのですが、京都ではどうやらPulse波に近いみたいです。勘弁してくれ。

さて、前回は僕がイマイチだなあと思ってることについて話したので、今回は僕が好きなものを布教します。

全人類、シャニマスをやろう。


アイドルマスター シャイニーカラーズ といえば

樋口円香という名前は、オタクの皆様なら多分ご存じだと思う。
コミックマーケットで最多同人誌数を誇った令和の同人クイーンだ。

そんな樋口円香の出身は、アイドルマスターシャイニーカラーズというゲームだ。その名の通りアイドルマスターシリーズなので、普段萌えアニメを見ない人達には抵抗感があるかもしれない。が、中身は結構万人に刺さる内容なんじゃないかと僕は思う。


どんなゲームか

一言でいうと、ストーリーパート付きのパワプロである。

モードによっても様々だが、決まった週数の中でレッスン(=練習)を繰り返し、アイドル(=選手)を鍛えて、ライブ(=試合)に勝つというのが目的だ。

音ゲーだと思われがちだが、実はそうでもない。ゲージに合わせてタイミングよく画面を押す以外はすることがないし、途中からその辺もオートでできるようになる。

育成したアイドルはランキングバトルみたいなもので使うことができるのだが、それは大して真面目にやらなくともプレイはできるので、あまり考えなくてもよい。

このゲームのミソは「ストーリー」である。


ストーリーが素敵

シャニマスのストーリーは大きく分けて3種類ある。

1.アイドル個人の問題や主人公(アイドルのプロデューサー)との関係性にフォーカスしたメインストーリー

2.アイドルのユニットメンバー同士の交流を描いた短編集的なストーリー

3.ユニット毎やユニット横断などが起こり、ターニングポイントの発生するイベントストーリー

どれもすごくいいのだが、個人的には1と3が素晴らしい。

ライターの癖がかなり出ていると思うのだが、ユニット毎に空気が違う。それぞれ何をテーマにしているかを感じ取りやすくて、メッセージ性がある。

そして生々しい。アイドルのアイドルじゃない一面にすごくクローズアップしている(僕は現実のアイドルというより、それこそ偶像としてアイドルってこういうもの、というのに沿ってこう書いている)。

ライブ後にぶっ倒れたり、予定があるのに行方不明になったり、すごく痛いところを突いてきたり、キャラづくりで苦労したりといったメンツがいて、普通に読んでいて面白いのである。

また、イベントストーリーでは、アイドルだけでなく事務所の同僚や上司について描かれるような場面もある。これは特にすごいなと思った。だって、彼らについて書いたって彼らのグッズやアイテムはないに等しいから、別に直接収益には結びつかないのだ。それでも書くという作りこみに、僕は感動した。

さらに付け足すと、主人公=プロデューサーの自我もかなり強い。
もしツイッターをポチポチしている諸君が彼を見たら、失明してしまうレベルで眩しい好青年なのだ。僕は一回失明した。
アイドルとの距離感に鈍感な部分はあるものの、大人として引くべき一線はわかっているし、悩みをきちんとアイドルに打ち明けて一緒に頑張って行こうとする姿勢もある。ときには選択を間違えて、怒られたり悔しがったりすることもある。いわゆる「無印」の、プレイヤーが没入できる主人公ではない(ストーリー中に出てくる会話の選択肢が自分の考えと合っていたことは少ないと思う)。


軽くまとめ

これくらい書いたら僕がシャニマスをどれくらい好きかわかると思う。

わかったら今すぐスマホにシャニマスを入れよう。ライブ2Dで動き、フルボイスで喋るアイドルたちが君を待っている。

参考までに、最初のアイドル選びのおすすめを下に書いておく(後で全員選べるので、あまり重要ではない)。

スタンダード:イルミネーションスターズ、アンティーカ、アルストロメリア
アツくて底抜けに明るい話が好きな人:放課後クライマックスガールズ
苦しいけどアツい話が好きな人:ストレイライト
儚さ、青さ、淡さが好きな人:ノクチル
苦しくて鬱屈とした話が好きな人:シーズ

スタンダードは本当にスタンダードに楽しめる(シャニマスの「基準」はここだと思う)。他はパラメーターを極端にいじったようなアイドルが多いと思っている(あくまで個人の感想)。

みんなもお気に入りのアイドルを見つけて、彼女らのストーリーを楽しんでほしい。

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