今日の一曲 school food punishment 「egoist」

この曲収録の『riff-rain』というアルバムだけサブスクにないので、YouTube貼っとく。

この曲の「金網の向こうに 記憶を吐き出す」って歌詞が好きだし、
今日のテーマっぽい。

昨日noteで、ネットストーカーやって結婚した人の話題がツイッターにも流れてきて、
おめでとうという人と、でもやってる事はネットストーカーだよ?な人に分かれてた。

私もぬるいネットストーカーだった。もっと言うと未遂だった。

15年ぐらい前、とあるミュージシャンの事が猛烈に好きになった。
J-WAVEで結構かかってた。
情報は何も知らないし、ファンの人たちと語り合いたい!
当時ネットで情報を得て、ファン同士が交流するなら、mixi。
そのミュージシャンのコミュニティに入って、
東京のCDショップのインストアイベントやらライブハウスに行ったり、
ライブ遠征もした(と言っても場所は関西で、私は関西出身)。
そのミュージシャンはブログをやってて、プライベートも垣間見えたりして、それはそれで楽しかった。
けど、mixiのコミュニティ管理人さんのブログを見ると、
そのミュージシャンと行動がほとんど一致してる。
管理人さんがブログに「同棲中の彼」と書いてる人は、そのミュージシャンだった。

インストアイベントで、CDにサインをしてもらった時、
言葉を交わした時、
mixiの公開範囲を女子のみにしている内容を、
そのミュージシャン(男性です。念のため)が知っていた。

管理人さんのブログは彼やその仲間の楽しそうな様子でいっぱいだった。
私が当時の職場で運転を任されていたけど、運転がぎこちなくて、挙句の果てには2回ほど車避けのポールにぶつけたワンボックスを彼女はキビキビ運転して、
私がもたもたして、店員さんが心配顔で出てきたセルフレジを、
彼女はスムーズに使える。
当時一番大好きだった人と、一緒にいられる人が出来る事が、
私はできない。
私はダメな奴だ。
と自分を責めて、仕事を辞めた。
車をぶつけた事で、当時の勤め先に迷惑をかけてしまったし。

彼はラジオでかかるくらい人気が出始めたし、
ライブハウス会場で、大手事務所が聴きに来ている、
という噂話も聞いた。

もっと大きくなってほしいのに、
女の方もそういう立場の人と同棲しているのに、隠そうともしない。
あの女、足を引っ張ってる!
とmixiのダイレクトメールに
「あなたは彼が大きくなるのを邪魔している。
あなたのブログの、彼との生活について書かれた部分を非公開にしてください」
みたいな事を送った。
そしたら「これからも彼を応援してください。ブログは非公開にします」
と彼女から返事が来て、彼との生活を書いた記事は非公開になった。もしかしたら削除したかも。

のちにこの二人は子どもができて結婚したらしい。
彼女のブログで知った。
ミュージシャンとしては結局芽が出なかったからか、
夫婦になったからか、二人と子どもの生活をブログに書くようになったみたい。
そして実家のある街に、二人と子どもで戻ったらしい。

彼女が訳あってタクシーを使って自宅に帰った時
どれくらいかかったかエピソードで、
その土地のタクシー協会を調べて、メーターでかかる費用を割り出して、
あの辺に住んでいると見当をつけて、
二人が住んでいる街の図書館で住宅地図を見つければ完璧、
と思った。
図書館には住宅地図はほぼ確実に置いてあるから(今は個人情報保護法があるから閲覧に規制はあるかも?)。
割り出して何をしようとしたか、は忘れてしまったけど、
きっとろくでもない事だと。

未遂で済んでよかったのかも。
こんな事考えたこと、仕事を辞めて暇で、ネットに張り付いているしかなかったから。

この苦しさからどうやって逃げられるの?
と占ってもらったら、
「ネットから離れなさい」と至極真っ当な、
占ってもらうまでの事もない結果。
そのミュージシャンの話は、当時通っていたマッサージの先生に、
通うたび言っていたけど、
「あなたのその話、聞き飽きた」
と言われて目が覚めて、
人を不愉快にさせるまで話しちゃいけないよね…
と我にかえったところで少しずつ立ち直ったのだけど。

あの人たち、何しているんだろう。

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