エミュレーターについての注意点

エミュレーターはゲームのROM(データファイル)の動作をPC上で”再現”するものであり、ゲーム機本体のシステムとは本質が異なるため、ゲーム機本体を持っていなくても違法性はありません。 ただし、法に触れない範囲で遊ぶためには、ゲームソフトは実物を購入し自らROMを抽出する必要がある点に注意してください。
エミュレーターでのプレーのために必要なROMは、自ら実物を購入した上で抽出し用意することが求められます。ネット上に違法にアップロードされているものをダウンロードしたり、他者からデータを譲り受けたりするのは違法です。もちろん、自分でROMのアップロード・配布(売却)を試みる行為も罪に問われます。
また、ソフトにコピーガードがかけられている場合、それを解除してROMを抽出する行為は不正コピーにあたり、こちらも違法です。近年発売のゲームソフトにはほとんどの場合コピーガードがかけられているため、エミュレーターでのプレーが可能なのは基本的にレトロゲームのみと考えてください。メーカーが禁止している場合はいずれの場合も問題になります
エミュレーターでのゲームプレーが合法であるのは、あくまでも個人使用の範疇にとどめる場合のみです。ROMをネット上で配布(アップロード)したり、友人と共有したり、他者に売却したりするのは違法行為にあたるため絶対にしないでください。

 また、自身で購入したソフトからROMを抽出した後、ソフト本体を売却・譲渡する行為も違法である点にも注意が必要です。ROM抽出後のソフトは、そのデータファイルを所持している限り本体も手元に置いておくことが求められます。

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