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通関士試験への心構えで大事なこと

2023年、私は通関士試験に合格しました。
いまだにこんな私が合格したなんて・・・と、某四◯学院の広告に書いてある文章みたいな気持ちでいます。
・・・良い加減うかれるのも飽きた方がいいかもしれませんが。(だって合格発表からもう2週間以上経ってるし)

通関士試験に合格するためにはそれは大変な努力が必要でした。
勉強時間だって、1日1時間勉強すればなんとかなる・・・なんて試験ではありません。それこそ睡眠時間より机に向かう時間の方が長くなることだってあります。

私が試験勉強を始めたのは5月の頭、ゴールデンウィークが明けた頃あたりのことでした。フォワーダーで働いていた経験があり、通関にまつわる制度や法律を全く知らなかったわけではなかったのですが、教科書に載っている用語や制度はまるで聞いたことのないものばかりでした。フォワーダーって通関を切ってもらう立場だから・・・通関士のことはまた専門外な訳です。

トータルの勉強時間は、正確に計ってはいないのですが、大体300時間くらい・・・?本腰を入れて取り組んだのは6月以降でした。

一般的には、通関士試験に合格するための平均勉強時間は500時間程度と言われています。勉強を始めた時点で、もう時既に遅し・・・な気分でした。  頑張って勉強したとしても500時間なんて絶対むりなことは分かりきったことでした。

でも私という人間は愚かなもので、
「空いた時間を全部勉強に費やせば勉強時間を稼げるのでは?」
と考えたんですよね。
趣味をやめる、ご飯を食べる時間を減らす、睡眠時間を少し削る、通勤等の移動時間は全て勉強に費やす・・・
試験勉強期間なんて長い人生のうちの米粒みたいなものだから、少しの我慢くらい耐えられるだろう、と思ってしまいました。

でも人間というのは不出来なもので、
極端に禁欲的な生活を送ると精神的も肉体的にも弱くなってしまうんですよね。何が起こったのかは後日機会があればnoteで公開したいと思うのでここでは割愛させていただきますが、

試験勉強で唯一後悔したのは、勉強時間を捻出するために自分を追い込みすぎたことでした。もっと気楽に構えて、たまにはリフレッシュすることも大事だということに気づくべきでした。

通関士試験はそんなに怖いものではないのです。
これから受験を考えているみなさん、自分を追い込みすぎずに勉強に取り組んでいただければと思います。


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