流動性が低い銘柄がTOPIXから除外

JPX総研、TOPIX銘柄の2割を除外へ 25年1月末に(ロイター) - Yahoo!ニュース

流動生が低い銘柄はTOPIXから除外されることでさらに流動生が低くなる。
上場維持基準の経過措置の終了もあり、
企業価値向上に積極的な企業にうまく資金が流れる仕組みがまわるのではないか。

[東京 6日 ロイター] - 日本取引所グループのJPX総研は6日、東証株価指数TOPIX)の改革によって指数から除外されるのは439銘柄だと発表した。2025年1月の最終営業日に構成銘柄から除外される。TOPIXの構成銘柄は現在2155銘柄あり、除外銘柄数は約2割に当たる。

2023.10.6 ロイター

TOPIXは指数として市場全体の動向を示す機能がある一方、インデックスファンドなどを通じて時価総額や流動性の低い銘柄に資金が流れ、価格形成にゆがみが生じかねない弊害への指摘があった。

2023.10.6 ロイター

背景

TOPIX(東証株価指数)は、日本の株式市場を広範に網羅するとともに、投資対象としての機能性を有する我が国を代表するマーケット・ベンチマークとして、1969年7月1日の算出開始以来、広く市場関係者に利用されてきました。
近年ではパッシブ運用の隆盛などに伴い、TOPIXを投資対象とするETF及び年金信託運用等の連動運用資産は70兆円を超えるとともに、大阪取引所及びシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)においてTOPIXの先物取引が行われるなど、様々な形で利用されています。
今般のTOPIXの見直しは、市場区分の見直しを契機に、市場代表性に加え、投資対象としての機能性を更に高めることを目的に行うものです。

株価指数の見直し | 日本取引所グループ (jpx.co.jp)

概要
TOPIXの構成銘柄について、市場区分と切り離し、市場代表性に加え投資対象としての機能性の更なる向上を目指します。
見直しの過程は、多額のパッシブ連動資産や市場への影響を考慮し、2022年10月~2025年1月にかけて、段階的に移行します。
なお、移行完了後におけるTOPIXの構成銘柄の選定方法については、今後、市場関係者の意見を募ったうえで策定します。

株価指数の見直し | 日本取引所グループ (jpx.co.jp)

https://www.jpx.co.jp/equities/market-restructure/revisions-indices/index.html


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