楽天RSSとVBAを使った検証現場
現在1分足四本値350万本と、保存チャート画像4万枚ほどを使って検証しています。
プログラミングコードは数千行に及んでいます。
日々手法に合わせカスタマイズしているので、ぐちゃぐちゃのコードで人様にお見せできるような代物ではありません。ただし、自分ではよく理解できているので問題ありません。
下の画像は私が日々使っている検証シートです。左モニターは日足、5分足、1分足のjpegで保存したチャート画像です。検証シートの選択行を、矢印キーで上下すると、連動してチャート画像も変わります。
実際の検証結果を見せるのはいやなのでモザイクを入れています。
下の画像はトレード結果を日次集計したものです。
また、右側にあるのは、週次集計したものです。
集計ボタンを押すと、検証シートのデータを配列に読み込み瞬時に集計してくれます。
検証シートはA列からAN列まで40項目を使っています。
41列目からはトレード指標を表示しています。
トレード指標は、総利益、トレード数、期待値、期待値%、勝率、保有時間、リスクリワード、PF、最大損失、最大利益、ドローダウンなど。
それ以外にも
月別 損益、トレード数、勝率、期待値、期待値%、総仕掛け金額
曜日別 同上
価格帯別 同上
手法別 同上
IN時間帯別 同上
市場別 同上
を表示しています。
また、項目名をダブルクリックすると、その項目が昇順、降順が並べ替えられ、それに伴い、資産曲線の傾きも変わります。
資産曲線が急伸しているところは、期待値が高いところです。
例えば、ある項目で並べ替え、資産曲線が横横から急伸していたとすると、この横横部分は期待値が無い部分になるのでカットします。
ただし、過剰最適化(カーブフィッティング)にならないように、その部分がなぜ期待値が無いのかを考え、納得したうえでカットしています。
デイトレの場合、個々のトレード結果より、日々の結果を知りたいので、日時集計シートを作って日次と、週次で集計しています。日時で最大ドローダウンがどれくらいになるのかは特に気になるところです。
トレードでは、ドローダウンがメンタル面にかなり影響します。大きく負けこむと、どんよりとした気分になり、翌日からトレードができなくなったりします。なので、あらかじめどれくらいドローダウンが起きるのかを把握しておきます。
実トレードでは、このドローダウンの1.5倍から2倍になることも想定して資金管理します。
また、そのドローダウンがどれくらいの日数で回復しているのかも目で見ながら納得していきます。こういったことを日々やっていると、トレードが期待値や勝率、ドローダウン、確率と統計、大数の法則などで構成されていることがわかってきます。
そのうえで1トレードの勝ち負けで一喜一憂して、自分のトレードを乱してはいけないという、意味が実感としてわかってきます。
つまりぶれないトレードができるようになります。
検証や手法開発について書くといくらでも書けるのですが、今日はこのへんにしておきます。
【追記】
VBAや楽天RSSに関する実務的、実践的はご質問にお答えします。
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また、下記自動発注シートをご購入いただいている方は、その中でメアドを公開しているので、そちらからご質問ください。
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