喜びからどん底に落とされる@入院12日目②
見ていない方は、ひとつ前の投稿をみてください。
点滴から解放されて喜んでいたら、
膣洗浄のタンポンを抜きに行くと、出血がある。
助産師さんに伝えると、内診してみようとのこと。
○○先生と○○先生を呼んできてと診察してくれてる先生が言う。
これはやばいやつだと、空気感で伝わる。
指1.5本分くらい開いていると。
点滴外したばかりだけど、お腹のハリがでないように、
リトドリンという点滴を使ってみましょうとのこと。
これは、副作用が強く、手の震え、動悸、のぼせる感覚があるそう。
実際、心臓バクバクだし、タイピングしているのも少し不自由を感じてきた。
嬉しかったのに、たった3時間半で点滴に逆戻り。
本当に、本当に、きつい。
点滴の針を刺していくとき、緊張してるかな?手が冷たくなっちゃったねといわれる。
必死で、涙をこらえていたのだ。
ここで泣いたら止まらなくなると思った。
終わってから、静かに泣いた。なぜ私なの、周りは普通に産んでたから
こんなことになるなんて想像すらしていなかった。
点滴してても、安静にしてても、寂しい思いしてても、開いてきちゃうんだという現実を知る。
きっと大丈夫、大丈夫だよ。っていう言葉を言い聞かせて乗り越えてきた。
けど、進んでしまっていると聞くと、きっと大丈夫が、ぶれてしまう。
いまでも、これまでも、大きくなるまで産まれてこないと信じてる。
信じたいし信じるしかない。
泣き虫なままでごめんね。
こんなままだから、きっと強い子が産まれてくるんだろうな。
前向きに考えると、
出血からすぐ、気づけてよかった。
点滴アラートがならなくなった。
どんな未来も受け入れるしかない。
何かしていないと不安なことばかり考えてしまうから、
ひたむきにノートを書いて、気持ちを吐き出す。
しばらく、元気が出なくて寝たきり状態。
旦那と母にはラインで伝えたが、
返信を見るだけで涙が止まらなくなるから、
ラインは返せずにいた。
それはそれで心配させちゃうかなと思って、一時間後に返した。
案の定、涙が止まらない。
気を紛らわせるために、ドラマを見たり、YouTubeみたりした。
陣痛の乗り越え方とか勉強してた。
結局、痛い思いするのも苦しい思いするのも、ママとベビーだ。
どんなに言葉で励まされたりしても、自分で乗り越えるしかない。
そんな風にも思ってしまった。代わってほしい。
切実にそう思った。気分がマイナスの方にいってるのがわかる。
顔を洗ったときに見た自分の顔が本当にひどかった。
こんな顔してちゃだめだ。
しばらくして、心臓バクバクするし、手足の震えが止まらない。
歩くと、全然力入らなくてスタスタ歩けなくなっていた。
こわい。こわいよ。
でも、一つ言えるのは、お腹が点滴してから1回も張らないということ。
良いことだと思って頑張るぞ。
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