面倒臭い

私は面倒臭い人間だ。

何も飾らない自分でいたいと思いつつも、憧れの存在が多すぎて自分を見失いそうになる。

私には面白さが足りない。
見た目で言うなら魅力も足りない。
足りなすぎる。もはや悲観的すぎて笑える。
実際にはここまで悲観的ではなく、私は私で面白い部分もあるやん、とか、充分魅力的やんって感情にもなったりするから面倒臭い。
こんなに感情の浮き沈みがあると、どの感情が自分の本当の気持ちなのか分からなくなるし、混乱する。
面倒臭い。

私はこんなにもつまらないのに、私の環境を取り巻く人達はとても面白い。だから惹かれる。面白い人が好きだ。
面白いって、結構幅が広いなと思う。
ぶっ飛んだことを堂々としてしまう人は本当に尊敬レベルだし、いつも盛り上げてくれて本当にありがとうと声を大にして言いたい。ふとした時にぽそっとつぶやく一言が、えーそんなこと言うんめちゃくちゃ面白いやんって人はもっと一緒に色々なことについて語り合いたいって思う。自分の好きなことになると、口が止まらなくなるような人は、見ていて本当に好きなんだろうって熱が伝わるし、私自身もそういう要素があるから共感できる。自分を確立している人は、かっこいいなとも思うし、そういう人間は面白いなと思う。ブレない芯をもっているのは尊敬でしかない。

そういう魅力的な部分を持っている人達が私の周りには沢山いるから余計に自分の魅力の無さを痛感する。
辛い。
けど、周りがそんな魅力ある人たちで溢れている私は幸せなんだ。

私に足りないのは、なんだろうか。
言語化って難しい。文章を書こうとすると、つまづく。その理由は何となく分かっている。
文を上手く書こうとしているからなんだと思う。毎回何かを書こうとする度に、上手くまとめられなくてやめてしまう。やめてしまうと、結局何を思っていたのか余計に分からなくなっていく。

だから、下手くそな文章でも書くべきなんだ。
私の場合はね。

面倒臭いと思う自分が、面倒くさくならないようにする方法のひとつ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?