Why? Why do I like it?

ワルツでの我が家のドタバタ劇を書き記したnoteを沢山の方に読んで頂き、多くの方が同じような葛藤を持ちつつ推し活しているのが見えた。
日々、忙しなく過ごしている私達にXGﾁｬﾝの魅力はどう映っているのか。何故好きなのか個人的に紐解いてみる。

キッカケはIZ＊ONEの解散だった

IZ＊ONEのサバイバル番組面白いから見てみなよ。
旦那氏に言われたその一言がキッカケで私は何となしに初めてのk-popに触れた。
私よりもずっとずっと若い子達の夢を追う姿や、k-popならではの厳しい練習風景を見て密かに頑張れー！と応援する楽しさを覚えた私。
実はこの時既にデビュー組も決まっている段階だったので私は後から追っかけ放送を見ていた📺
旦那は誰がデビューするかわかっている中、ひとり私はこの子は伸びそうだのこの子歌上手いだのと盛り上がっていた。

元々洋楽畑で音楽を楽しんでいた私はK-pop独特の雰囲気が苦手とすら思っていたのだが(後に理由は記載する)過酷な環境の中頑張っている姿を見て新しい魅力に気づきはじめてもいた。
後に推し活を始める事になる小さなキッカケはこの時既に芽吹いていたのだろう。

だがしかし、熱は高まらず

たしかに可愛かったし、曲も口ずさめる位は嗜んだし、期間限定でそのうち解散してしまうのは残念だなぁって思えたぐらいは好きだった。
だけども先に書いたようにあの雰囲気が私は苦手だったのだ。
同じような衣装を着て、可愛いを最大限に見せていて、きゅるきゅる輝いているのが。
これは私のひねくれた物の見方なので大変申し訳無いのだが、何とゆうか真反対の場所にいた私には憧れを通り越してむず痒さが出てしまったのだ、彼女たちのファンだと公言するのに。

そんなアイドルを推すとは程遠い私だったが、1度気になったものはしばらく調べ続ける習性があるので、解散した後も当時のメンバー達が新しいグループになったりソロ活動をしたりと色々な動きが出ているのをネットで見ていた。
そんな中気になるコメントを見つけた。

XGってグループがかっこよくてヤバい。

何の気なしに読んだその一文が私を人生初の推し活へと推し進める第1歩になった。

以前よりK-popに抵抗感も無くなっていた私はすぐさまどんなグループなんじゃ？とインターネットの海を潜っていった。

出ている情報は少なく見つけられたものは一つの動画だった。
そう。move♯1だった。

…かっこいい。

素直にそう思った。
不鮮明な光量の中マスクをつけ全身黒い彼女たちは力強く踊っていた。
およそ想像していたK-popグループのイメージとはかけ離れたゴリゴリの重たいダンスと選曲に驚いた。

あれ？なんかガールズグループって聞いてたけど思ってたんと違う感じ？
何となく、当時の私は知識不足で偏っていたのでガールズグループ🟰可愛らしくてキラキラした物orセクシーさを全面に売り出した攻撃的な物
の感覚でいた。

どっちでもないなぁ。ともかくかっこいいなぁ。

それからは気になって新しい動画が出る度にチェックをし、インターネットの記事を探しSNSでの投稿を眺めていた。

ひっそりと追いかけつつ、曲が出て、新しい動画が出てと盛り上がりを見せている中彼女たちの二面生ならぬ多面性を目にする機会が増えていった。

tippy toesではスーツ姿で囁くような歌声に衝撃を受けたし（ターツツターツツでサビって許されるの！？)
MASCARAでは一気にK-pop風の可愛いギャルズ達になってたし(歌詞は強強）

ダンプラなるものを見て、behindを見て、VOXを見て、TAPEを見て…。

全部違う!  だが、それが良い。

そう。私は欲張りな人間。
可愛いも好きだし格好良いも好き。
甘いものを食べたい日もあれば辛い物を食べたい日もある。
どっちも欲しい日もあるような我儘な女である。

そんな私にXGﾁｬﾝ達はとてもピッタリだった。
こんな風に１つの曲で可愛いも格好良いも綺麗も出せるもんなんだと驚いた。
ステージを離れた後の朗らかであどけなさと言っても良いぐらいの柔らかい表情で笑う彼女達が可愛らしかったし、XTRA.XTRAで見た過酷な練習生時代の記録は心にくるものがあって親心の様な慈愛の気持ちを彼女達に向けていたし、新しいビジュアルが公開されるとそれだけで心が踊った。

初めての推し活スタート

FCの入会は何気にドキドキしたwww  
ちゃんと彼女達を応援したいと思うようになってまずはファンクラブに入会する事からやってみようと思った。
その時既にALPHAZと言うファンダム名はできていたし、snsではファン同士の交流も行われていた。
私は遠くから眺めているばかりだったが、色んな事に挑戦していってる彼女達を見て自分も少しづつ変わりたいと思うようになっていった。

正直な所人付き合いが苦手だ。
きっとこれを読んでいるフォロワーさんは嘘つけ！と言うだろう(笑）

でも本当に今までの人生狭く少ない人としか付き合ってこなかった。
人見知りはしないから知り合いにはなれるけど、そこからどう掘り下げていけば良いのかわからない人間だった。

話題を振るのが苦手だったのだ、自分の興味があるものと周りの友人達との違いもあって自分から発信する事が極端に少なくなっていた。

SNSでの推し活垢を作って情報収集を始めると、同じALPHAZの方達と沢山繋がれるようになった。不思議と好きなものが同じ同士だと会話もしやすかったし、自分からも話しやすかった。
これが推し活かぁ。なんだかとっても楽しいなぁ(ホッコリ
好きなものが同じだけでこんなに色々話しやすくなるもんなのかと感心もしていた。

仲良くさせて頂いてるなかで当たり前だが皆さんが色々な年齢、趣味、土地、仕事、環境にいるのが見えてきた。
皆違う。だが、それが良い。
思わぬ共通点が見つかったり、新しい視点の発見にもなったり、同じ悩みを分け合ったり、違う悩みを知ったり。
時にはXGﾁｬﾝとは、関係のない事で盛り上がり、悲しみ、怒りを共有した。

多種多様なファンダムはXGﾁｬﾝの多面性ならではな気がする。
個人的な推しがいても結局箱推しになってしまうような、XGﾁｬﾝ全体を応援している空気感はとっても素敵な場所だと思う。
曲が好き、ビジュアルが好き、ダンスが好き、世界観が好き。
色んな理由を持っているから色んな人が集まって、色んな好きを応援してくれる。

だからこそ私も素直に変われたし、他者と関わる積極性を身につけられた気がする。

彼女たちの周りには常に業火にもなりうる小さな火の粉が燻っていると私は思う。
進もうとする道は正解がなく、常に誰かのアイデンティティを刺激し声をあげたくなるようなエナジーを含んでいる。1歩間違えば、ヘイターに祀られる偶像にもなりかねない危うい道でもあると。だからこそ、彼女たちの努力や想いが私達ALPHAZの心を震わせるのだろう。
その度に学ぼうとするALPHAZの姿や運営の姿勢は素晴らしいものだと思うし、共に進んで行くんだとゆう気持ちは私も忘れずにいたい。

果てしない宇宙の先の答えはまだ誰も知らないのだから、きっと無理だと諦めず常に最善を探しもがいていく姿を私は応援したいし見守りたい。

誰かに導かれるのでは無く、彼女たちを推していたらいつの間にか群れをなしていた狼の1人として。
Awooo🐺