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夫よ、ありがとう(のろけます)

TC療法1クール目は2泊3日入院して行いました。
病院の駐車場に車を置いておくことが出来ないので、夫が連れて行ってくれました。
休日の入院にもかかわらず、外来に看護師さんが迎えに来てくれました。
夫と別れる時に「連れてきてくれてありがとう。」と言いました。
看護師さんと病室に向かう時、ふと振り向くと夫が私をまだ見送ってくれていました。
じ〜んとしました。
「バイバイ。がんばってくるね。」という気持ちで夫に手を振りました。

2クール目からは外来のケモ室で行いました。
薬にアルコールが入っているので車で行くことができません。
病院までは結構遠い。
実家に前日に泊まってから徒歩と電車とバスで行こうかなと考えていました。

すると、夫が「連れて行ってあげるよ。」と。

当日採血の結果で抗がん剤ができない可能性もあるのに。
仕事もあるだろうに。

なんと!
2〜6クールまで送り迎えをしてくれました。
「連れてきてくれてありがとう。」と「迎えにきてくれてありがとう。」は欠かさず夫に伝えました。

母曰く、「夫がいい人で本当に良かったね。」と。
私の父はかなりの亭主関白で自分勝手な人だったので、母はそう言うのです。
(ごめん、父よ!)

娘が大学に進学して一人暮らしをして、夫と18年ぶりに2人暮らしになるのをかなり不安に思っていましたが、夫の私への愛が半端なかったので、もう、感謝しかありません。

こんな私を好きになってくれて本当にありがとう。
もう、それがわかったので「死んでもいいな」とも本気で思った時期もありました。
今はまだ生きたいです( ´ ▽ ` )



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