有馬記念の感想

爆死ですね。
ローテーションの差はなかった。

そして、
イクイノックス世代は史上最強世代の証明です。

勝ったドウデュースは流石の捲りで、上がり最速は
中山の勝ち方でした。
天晴れ!
そして、改めて武豊騎手の凄さを痛感。
あんなに掛かってたドウデュースが優等生になるんですもん。

スターズオンアースは
1Fテンがメンバーの中でも最速かつ
アイアムバローズがスタート失敗で好意の2番手などルメール騎手の自分から行く姿勢は、流石でした。
有馬記念の長い歴史で初めて、16番が馬券になったことも快挙だと思います。

タイトルホルダーも
アイアムバローズが来なかったこともあり、
終始自分のペースで乗れたもの良かったと思う。
よく粘り、頑張りました。
種牡馬としては、
ドゥラメンテ×欧州型なので、サンデーの血を出さないと日本の馬場では

自分的にはアイアムバローズが
タイトルホルダーの嫌がる展開にしない時点で、
ダメでした。

ジャスティンは後ろから行くのは良いけど、
ドウデュースの通った道のすぐ後で
スリップストリーム入らないと
届かない競馬。
ヒートオンビート割ってはいられ、
そのヒートオンビートが加速しないので、
併せて4コーナー大外を回す羽目に
最後の1Fの爆発力は、流石でしたけど、
既にレースは終了。

無念である。

武史騎手のやりたい事は分からんでもないけど、
今日は思い切った騎乗をした騎手の勝ちでした。
それほど熟練騎手の上手さが光るレース運び。
いいものを見ました。

もちろん、
展開次第では、2,3着は変わったと思います。
アイアムバローズがタイトルホルダーに嗾けていれば
もっと道中のペースは早くなり、
より前残りの競馬ではなく、差し競馬になったと思います。

しかし、
武豊騎手は、
アイアムバローズが逃げられてない事を確認し、
700mあたりから促し、ポジションを上げてます。

結局、
他力ではなく、自助の構えでした。
100回やっても勝てないと思います。
展開を自分で構築してました。

これはサッカーでいう
ポジショニングサッカーと似ている。
武史くんは、鉄壁カウンター策。相手のミス待ち
武豊騎手は、淀み(相手のミスを誘う)を作る変幻性のある攻撃作

野球で言えば、
武史くんは、エラーや四球からの得点狙い
武豊騎手は、相手が得意玉を投げられない状況を作り出し、順張りでホームラン。

ルメール騎手も武豊さんと同じです。

言うは易し、
行うは難しの典型で、
経験や才能の要素もあります。
天才(武豊騎手やルメール騎手等)を見本にしては、
ダメですからどうすれば、このレースを勝てるかを考え抜くしかないんでしょうね。
しかも、プランを3つぐらい持つ必要があると思います。

プロとアマチュアの差は
成果物は同じでも、プラン(アプローチ)が複数あること。

一流と二流の差は
更に多数のアプローチとそのアプローチの品質なんて言われてます。

ちなみに超一流は、アマチュアと変わりません。無駄を削ぎ落とし、自分の得意の分野に特化させるため、品質が圧倒的です。
しかし、その分野が古くなるとタダの人になる。
正に孤高です。笑

なので、
普通に生きる私たちは、
プロを目指しましょう。笑

一流を目指せるのは、
極々一部の人間で、機会を与えられる。または、掴み取れる人だけ。

私を含め普通の人は
巨人(天才)の肩を借り、世界を覗くぐらいが丁度良いです。

でも、周りに一流になりたいと言う人がいれば、
率先的に応援しましょう。
絶対に足を引っ張ってはいけません。

話をレースの振り返りに戻します。

タスティは直線でめっちゃ不利を受けている。
坂でスリーセブンシーズの足が止まり、
半馬身差前にジャスティンがいる事で
止まる羽目に
その上で、6着は立派。
ロスがなければ3,4,5着争いはしてましたよ。

普通に来年は強くなって帰ってくると思う。

スルーセブンシーズは
ドリームジャーニー産駒の延長ローテは良いとしても
外枠が効き、産駒の特徴であるメンバー弱化(イクイノックス不在)で集中も欠いたか。
見せ場なしでした。

今年はラストのホープフルまでは気を引き締めて、頑張りたい

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