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センターフロアバーについて

しばらく、忙しくしており、記事をアップする期間が空いてしまいました。季節はすっかり春になり、新緑まぶしいゴールデンウィークですね。
今回は、オートエグゼさんのセンターフロアバーを取り付けたので、そちらのご紹介になります。


商品のご紹介

オートエグゼさんHPより

室内フロアの左右方向を高剛性スチール製パイプで結合し、剛性を高める新ボディ補強パーツ。フロアトンネルを跨ぐセンター部までを一体化した溶接1ピース構造により強度を確保。前後のサスペンション取り付け部に装着するストラットタワーバーやフロアクロスバーでは補えないボディモノコック中央部付近の歪みを抑制する。装着は強度の高いフロントシート後ろ側の取り付け部4点のボルトと共締めとし、後席のレッグスペースを極力犠牲にしない低重心レイアウトを心がけている。純正フロアマットと併用装着が可能だ。

https://www.autoexe.co.jp/?page_id=1877

ということで、オートエグゼさんのHPよりまるっと引用させていただきました。
要するに、ボディ補強パーツですね。これまで、フロントとリアの補強をしたので、今度は、真ん中部分を補強することにしました。

こちらの商品は、2WD用と4WD用で、商品番号が異なります。ご購入の際は、ご自分の車種にあった商品を選択してください。

取り付けに必要な工具類

こちらは、シートレールとボディの間に挟んで、補強する仕組みになっています。ですので、シートレールを外す必要があります。
さらに、フロアカーペットを一部切り取る作業も必要になっており、かなり面倒です。取付説明書には、その部分はさらっと書いてありますが、作業をされる際は、気をつけてください。

トルクスE14のビット
シートレールを固定しているボルトは、トルクスE14という星形のボルトです。こちらを外す工具が必須です。

このようなヘッドをしたボルトです。
運転席と助手席とで、合計8本のボルトがありますが、全て同じサイズです。
トルクスE14のビットが必要です。

インパクトレンチ
私は、人一倍筋力がないので、人力では、シートレールのボルトを外せませんでした。このような電動インパクトレンチがあるととても重宝します。(37〜54N・mが規定トルクです。)
先ほどのビットを取り付けるには、ビットのサイズが異なりますので、以下のソケット変換アダプターがあると便利です。ちなみに、インパクトのヘッドは、12.7mmサイズです。

ラチェットレンチ
筋力に自信がある方は、こちらのラチェットレンチで良いと思います。

カッター
フロアカーペットは、かなり分厚いので、大きい刃のカッターがあると便利です。

防刃手袋
カッターで作業するときには、必須です。特に今回のフロアカーペットは、切れにくいので、作業時には、着用することをお勧めします。


シートレールを取り外し

まずは、後席足下のフロアマットを外します。
その後、シートレールを留めている、トルクスE14ボルトを外していきます。左右の前後で、合計8本あります。

助手席後部側

プロテクターの取り外し

シートレール後方にあるプロテクターを外します。レールの後端に、プラスチックのカバーがあります。こちらは、今回使用しないので、外します。今後使用するかもしれない(他車に乗り換えの際など)ので、大切に保管をしてください。

プロテクターは、このような形状になっています。
はめてあるだけなので、簡単に外せます。

座席の移動

運転席と助手席を、前方へ移動させます。前のドアから体を入れて座席を持ち上げて、移動させます。

座席を持ち上げて、移動させた図。
まだ、後端キャップがついていますが、移動させるとこんな具合にスペースが出来ます。


フロアカーペットのカット

フロアカーペットをカットしていきます。

https://www.autoexe.co.jp/manual/manual/centerfloorbar/MBP4D10.pdf


このようにかなり厚みがあるため、カッターで切るときは、かなり苦労します。
手を切らないように防刃手袋をすることをお勧めします。
運転席側完了図。
もうきれいに切れないので、表面の黒いカーペットはカッターで切って、下地の白い生地は、大きなハサミで切りました。


センターフロアバーの取り付け

ここまで来れば、後は取り付けるだけです。センターフロアバーを位置に当てはめます。

バーの取り付け部分に凹部分があります。
この凹部分に、シートレール下部にある凸部分がはまるようになっています。

位置をしっかりと合わせ、先ほど外したボルトで締めていきます。

運転席側。
ボルトは、一度に締め込まずに、4カ所仮止めした後に、位置の確認を行ってから締め込むと良いです。
助手席側の図。

フロアマットを戻す

後は、フロアマットを戻すと完成です。

画像はフロアマットを戻す前です。
マットをつけると殆ど見えなくなります。

取り付け後の感想

走り出した瞬間は、レールが後方だけ少し高くなったので、座り心地が微妙に異なるのが気になりました。これは、シートの位置を微調整することで、解決します。
しばらく走ると、路面のうねりや、段差を越えたときにコルセットをしたように、補強が効いている感が感じられました。

もう少し走り込まないと、ハッキリしたことは言えませんが、驚くほど違うということはない模様です。

走り込んでみたところ、全然違う事に気が付きました。
補強が効いて、四輪のサスがしなやかに動いているのが感じられます。
今まで不快な突き上げ感があった段差もマイルドに感じます。
これまでの補強パーツの中で、一番効果を実感できました。


というわけで

今回も長くなってしまいました。
最初は、簡単に取り付けられると思っていましたが、トルクスE14が無くて買い求めに走り、暑い車内でのフロアカーペットのカットに、大汗をかきました…。
そんな感じでしたが、皆さんのご参考になれば幸いです。

DIY作業は、楽しいものですが、くれぐれもお怪我の無いようにお気をつけくださいませ。作業をするときは、時間にゆとりを持って行いましょう。
最後まで、ご覧いただき、ありがとうございました。

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