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【スプラ論争】フレべや戦法、あり?なし?

 ゴホンッ。ワイコラ裁判官のライノです。
これより「フレべや戦法」の裁判を開廷致します。

 …すみません。普通に戻ります(笑)

 これは話題になりましたね。
 フレべやでまってる!氏(以下、フレべや氏)とハイド氏のやり取りが取り上げられたあの一件です。今回は一連の騒動に対し、フレべや戦法はありなのか、今回の騒動は両名のどちらが悪かったのかについて、私の考え方をお話しさせていただきます。
 ちなみに騒動の詳細については知っている前提で話していきます!(手抜き)

 また、あくまで個人的な意見ですので、あしからず。いろいろな意見はあると思いますが、「ライノはこう考えてるんだぁ。へぇ。」くらいの感じでお読み下さい。


結論

 早速ですが、私の結論から申し上げます。

「フレべや戦法はありだけど、ハイド氏も悪くない。」

…判決を下したのか?これ?
いつものはっきりしない結論です。

 この話題が出る時は2つの意見がぶつかります。
「フレべや戦法はありだから、放置したハイド氏が悪い」
「フレべや戦法はなし(利敵行為)だから、ハイド氏は悪くない」
 答えはどちらでもないので、論争が起こってしまう訳ですね。

 では、なぜこのような結論に至ったのか、詳細を解説していきます!


1.フレべや戦法がありの理由

 世間にはフレべや戦法だけでなく、様々な戦法が存在します。「まさとさま戦法」「いるーかマン戦法」などですね。これらは戦法と名付けられ、その戦法の尖り具合からも賛否両論が巻き起こっています。
 では、そもそもなぜこのような戦法が作られたのか。

 答えは勝つためです。ただただ勝つためです。
 勝つために必死に考え、時間を使い、動きを磨き上げた結果、それが一つの戦法として確立されたのです。
 尖った部分のみが注目されてしまいますが、実際、こういった戦法のオリジナルの方は、細かいところまで動きにこだわっていますよね。相当研究されてるのが私には伝わってきます。

 つまり戦法とはあくまで“勝つためのムーブである”ということが重要なのです。

 落ち着いて考えてみて下さい。きっと皆さんも同じことをしているはずです。
 スパッタリーだからキルを取りに行こう。リッターだから援護に回ろう。って考えたことありますよね。また、大抵の方は持ち武器がありますよね?

 それはなぜでしょうか。もちろん勝つためです。〇〇戦法という名前はないものの、それらも立派な戦法の一つです。
 私もワイコラを持ち武器として使用していますが、ワイコラは弱いと言われることも多いです。しかしながら、私にとっては他の武器を使うよりも、ワイコラを使ったほうが勝率はいいのです。チームに貢献できるのです。
 だからワイコラを使い続けています。

 その戦法自体が強いのか弱いのかっていう議論は分かります。ただそれは、自分の強いと思う戦法をして良いのか悪いのかには全く関係がありません。好きな武器で好きな戦法で戦って良いのです。勝ちを目指しているのであれば、何の問題もありません。

 もしこれがダメとなると、あらかじめ使っていい武器や立ち回りを決めるしかありません。それを指し示す教科書のようなものがないと試合が出来なくなってしまいますね。

 ということで、フレべや氏のあの戦法は大いに「あり」だと思っています。


2.ハイド氏が悪くない理由

 フレべや戦法は悪くないと言いました。では、ハイド氏が悪かったのでしょうか。

答えは「NO」です。

 あれだけデスをしていて試合にも負けていれば、利敵行為をしていると判断してもおかしくありません。

 ここ、めちゃくちゃ大事です。

 この話が出ると「フレべや戦法は利敵行為じゃない!」という反論が出てきます。
 利敵行為か、利敵行為じゃないかは全く関係ありません。重要なのはハイド氏が「利敵行為だ」と感じる事実があったのかどうかのみです。それでいうとYESですよね。

 ということは、ハイド氏が利敵行為と感じ、試合をそのまま終わりにさせようとしても仕方なかったとなります。


3.結局何が悪かったの?

①キルレが悪い=戦犯扱いされやすい

 フレべや戦法はひたすらオブジェクトに関与し続ける戦法です。当たり前のようにデスも増えていきます。その結果、この戦法の一番の問題点を引き起こすのです。それは、

「勝てば官軍、負ければ賊軍」になりやすいということです。

 こういった戦法は良くも悪くも目立ってしまうのです。それが勝ちの試合の時はいいんです。「何か変な動きのやついたけど勝った!何だこの戦法!!おもしろいぞ!!」となるんですね。
 逆に負けた時は最悪です。明らかにキルレが悪い訳ですから、戦犯探偵たちの格好の的です。実際には別の理由が敗因のこともあるのですが、全て「フレべや戦法」のせいにされやすいです。

 この戦犯扱いされやすいというのが1点目の問題です。

②仲間への負担が大きい

 2点目はこちら。これは戦法自体の欠陥を指しているわけではありません。

 こういった「特殊な戦法」は仲間の協力が不可欠です。チームが一つになる必要があるのです。それをするには仲間の(初めて見た戦法を瞬時に理解し、最適な動きをいち早く導き出す)負担が大きいのです。

 例えばフレべや戦法は圧倒的なヘイト集めがメリットの戦法です。つまりフレべや氏からすると、ヘイトを買っている分、仲間には積極的にキルを取ってもらいたいはずです。
 しかしながらここの部分は、仲間がそれを読み取れるかどうかに掛かっています。
 読み取れない場合、フレべや氏はただオブジェクトに向かっていってひたすらデスする人となります。この場合、本当にただの戦犯になってしまいます。

③伝達できない

 はっきりと言いますが、今回の騒動の原因はコレです。

 それは味方チームと作戦会議ができないことです。それにより①と②の問題が悪い方向で合わさってしまうのです。

1.フレべや氏は勝つために「フレべや戦法」を行う。
2.他の味方はそれを知らされていないので、積極的にキルにもいかない。(通常通りの立ち回りをするという意味)
3.フレべや氏がデスしまくる。
4.仲間の援護がないのでカウントの進みも悪い。
5.デスが多く人数不利が続く上、カウントでも負けているので味方は慎重に立ち回りたくなる。
6.味方はさらにキルに消極的になる。
7.ヘルプが入らないので、フレべや氏はさらにデスが多くなり、カウントが進まない。
※以降5〜7を繰り返し。

 味方同士が噛み合わないまま、こうやって悪循環に入っていくんですね。生み出された戦法が斬新であればあるほど、味方に理解されずに終わる可能性が高くなると思います。
 もし気づいたとしても、それまで無駄な時間が発生してしまいます。気づいた時点で不利な状況からスタートしなければならなくなります。
 これで試合に負けた場合、フレベや戦法弱い!となる訳です。実際にはフレべや戦法に対し、チームの対応が遅れただけの可能性もあります。

 ある程度戦法が有名になってくると、フレべや氏がチームにいる時点でこの戦法を考慮し、スタートからそれに合わせた立ち回りが出来るようになります。事前に知識を得ている方がフレベや氏と一緒に戦い、結果を残せたとして、「フレべや戦法は弱くない!ハイド氏が悪い!」と言ったところで、何も情報の無かったハイド氏とは状況が違う訳です。


まとめ

 さぁ、いかがだったでしょうか。今までのことを踏まえて想像してみましょう。

フレべや氏「これだけヘイトを買ってるんだから、キルを取ってよ!うわぁっ!どんどん押されてく。勝つためにもっとヘイトを買ってやる!なんか味方のサポートも薄くてキツイいな。あれ?ハイド氏、試合捨ててね??」

ハイド氏「あれ?あの紅葉またデスした。数的不利だし、カウントも負けているからデスには気をつけていこう。あれ!?またデスしたぞ!?あれっ!?また!?完全に利敵行為じゃん。早くこの試合終わらそ。」

 完全に私の妄想ですが(笑)
 でもお2人がこう思ってもしょうがないと思いませんか?ですからどっちも悪くないんです。

 先程述べたように、事前にこの戦法を伝えられてたらこんなことは起きなかったはずです。もしくはこの戦法についての知識があれば、問題なかったはずです。今回の騒動はただそれだけのことです。


 というわけで皆さんもピースな気持ちでスプラを楽しんでいきましょう!!相手が思うような立ち回りをしてくれず、イライラしてしまうことも多いですが、相手にも何か別の考えがあるのかもしれませんね。

 今回の記事は以上となります!ここまでお付き合いいただきありがとうございました!!

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