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微博之夜2022

昨年は中国芸能界に自粛の嵐が吹き荒れ、華美な催しものが軒並み中止に。そんなわけで2年ぶりの開催となった今回の『微博之夜』。
2022と名打っているけれど、開催は2023年3月25日。22年度に活躍した人々を表彰する催しだから2022なのよね。私も一瞬、このタイトルに混乱したので、覚書として記しておく。
ちなみにこのタイトルを見てここを読みに来る人は、おそらくお仲間しかいないだろうと思いつつ、ざっと説明すると、まずは最初に延々とレッドカーペットがある。それはそれは美しく着飾った人々が、一人ずつレッドカーペットの上で紹介されて、壁にサインをする。
それから大きな会場にて授賞式。合間に歌とかのショーがあったりする。
初めて見た時はあまりの華麗さにびっくりしたものである。

さてさて、今回は久々の開催、しかも割と早くから我が推し、战战が参加するという事が判明して数日前から期待と不安で待機。
不安というのは、自宅のテレビに無事、番組を繋げて観られるのかどうか直前まで謎だからである。
中国の番組はほとんどネット配信されるので、それを自宅のスマートTVに繋げるだけ、のはずなのに、毎回毎回何かしらのトラブルに見舞われるのだ。
今回noteを始めたのも、あやふやにしておかないで、ちゃんと記録に残して次回に役立てよう!と思った次第。
というわけで、当日。
なんと婚家の法事とブッキング! 
婚家の集まりは滅多にないので、いざやるとなると拘束時間が長い。
これはもう確実にレカぺ(レッドカーペット)は諦めだ……と思っていたら! なんと姪っ子ちゃんに用事があるとの事、今回は昼食食べて解散という事に! ご先祖様に私の战战愛が届いたのでしょうか? 
そうは言っても家に着いてテレビの前にスタンバイできたのが15時近く。
開始時間まで30分しかない!
というわけで慌ててTVの前にPC、iPad、iPhone、をスタンバイ。
今回は事前に騰訊とiQIYIと微博直播で配信されるとTwitterのフォロワーさんからの情報が流れてきていたので、とりあえずPCで騰訊を開き、HDMIケーブル有線を使ってテレビに接続。
スマートTVなのに何故有線?って思うのだが、うちのテレビ、アップル製品とのミラーリングがほぼ毎回すんなりいかず、テレビを再起動するところから始めないといけないという……。
実は色々面倒なトラブルの半分はここにあるのかもしれない……。
さて今回はというと……。
何故か騰訊もiQIYIも流れてきたリンク先とうまくつながらず!
アプリから配信先を探すも見つからず!
泣く泣く微博LIVEで観る羽目に。
何故ならば騰訊もiQIYIもVIP会員費を支払って登録済だったから。それが全く意味を為さないなんて、泣きたくなるというもの。
そうこうしているうちに開始時間が。
がしかし、始まらない。
これはもう中国ネット配信番組あるあるで、まず予告時間通りに始まらない。
この沼に足を踏み入れたばかりの頃、そんな事も知らなかったので、配信場所間違えた⁉︎と無駄にオロオロしたものである。でもって実際に間違える事もあるので、油断大敵である。
そうこうしているうちに、時々、スタッフが映り込んだ動画が流れてきたりと、とりあえず配信先は間違っていない事がわかったので、のんびり構えていたら……。
いくら経っても始まらない。
これはさすがに何かがおかしい……。とTwitterを覗くと、皆同じ状況だとわかる。そうこうしているうちにYouTubeで配信が始まったという情報が。
YouTube⁉︎ というわけで慌ててYouTubeに飛ぶと、すでにレッドカーペットが始まっている。
まぁ、战战は最後の方だろうから……。と安心していたら、突如画面が固まって動かなくなり……。
再び慌てて情報収集。
今度はレカぺの配信が中止になったらしいという情報が。
はっ? 中止⁉︎
なんでも本国では会場の周りに人が集まりすぎて、混乱を避けるため……とか色々謎の情報が飛び交う。
そうこうしているうちに、ネット配信はしないけれど、本国ではテレビ放送は続けられている、という情報が。
これはもう、リアルタイム視聴は無理……と諦めかけたところ、自宅のテレビ画面を配信するという神が現れ、恐らく世界中の中国芸能人ファンが、見知らぬ中国人一般家庭のリビングに映ったテレビを観る、という事態に。
ありがたや……。
ところがその配信も途中で止まってしまい、結局、战战のレカぺ姿は見られず。
ただ、战战の公式サイトが、レカぺでの素敵衣装を身につけた素敵な写真をアップ。
この衣装を着て颯爽とレカぺを歩く战战を見たかった……と涙に暮れながら一旦、テレビの前を離れて夕食。
さて、中継はどうなったかしら?と未練がましくネットをのぞいたら、なんと再開したとの事。
慌てて、テレビの前に鎮座。
無事、战战の受賞する姿を目に焼き付ける事が出来たのでした。
そんでもって全て終わった時には11時過ぎ。
正味5分の配信を観るために、15時から待機して、夕食休憩をとったとはいえ、延べ8時間! これぞ中国沼。
ちなみにネット配信番組、始まり時間は明記されてても(守られない事が多いけれど)、終わり時間がわからない事が多く。気づいたら深夜だった、なんて事も多々あり。
今回はまだ全然楽な方だった……はず。
この経験を踏まえて、次回はもっとスマートに対応できるようになりたいものである。
最後に。战战が取った賞は『微博年度品质演员』。
最も質の高い俳優だった、という事らしいです。

追記
微博之夜直前インタビュー
http://m.weibo.cn/status/4883844378923928?





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