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田舎蛙の自作の作詞集6

23
田舎蛙の自作の作詞集6です。 23作品あります。 ・さまよう羊らの聖歌隊 ・青い宇宙(そら)の月 ・殺しの天使の救済 ・清廉な花 ・家族の始まり ・ドアを求めて ・子守唄の継承 …
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#折句

化石の目覚め

1.かせき(化石)に変わるための せんねんいじょう(千年以上)の時も きっと地球には一瞬で…

街灯は見ている

1.がいとう(街灯)は照らす いろあせた(色褪せた)街並みを とうとい(尊い)街並みに変え …

カラスという鳥

1.からす(カラス)が らんかん(欄干)に すっと(スッと)立つのは とおくに(遠くに)見え…

風の導き

1.かぜ(風)よ教えて ぜひとも(是非とも)僕に より良き道を おしえ(教え)の先に し…

髑髏に誓う

1.どくろ(髑髏)を くろく(黒く)焦がす ろうそく(蝋燭)のたもとで のむ(飲む)酒は涙酒…

思い出の地で

1.おもいで(思い出)の景色 もういちど(もう一度)あの人と見たい いまでも(今でも)思う …

死神の恋の行方

1.しにがみが出会った にんげんは がらすより脆い みらいで生きていた はじめて感じた あってはならぬ うばう命への恋 2.しにがみが恋した にんげんは がか(画家)であり心 み(満)ちてた優しさに となりに居たいと こころが叫ぶ いつもあなたを見ると 3.しにがみは出会った にんげんを がろう(餓狼)におそわせ みごとに命取る はじめて流した なみだの訳は くるし