お早う元気カーイ
くだんの件だけど、
だけど。
ケンケンしてしまっていることに誰もまだ気づいていない。気づかれないように息を深めにすう。
の
ウェルカムドリンクの寛容さに、こころ常に打たれている。好きなタイプは包容力のある…と目をつむってなぞれるくらいには舌が慣れている。
の
汗ばむ陽気とセーターの相性がわたしの頭のなかだけでよくて、実際は少しもよくない。脱ぐわけにもいかない。下にTシャツでも着ていたらよかったのに。汗を吸収する素材がこいしい。
の
ファンを降ろした、じゃなくって、ファンを降りた?いやそんな切ない表現を用いなくっちゃなのだとしたらいやだ。ファンとしてのわたしは死したが、葬式は不要、ファンからおともだちへのメガシンカなのだから。
目が合えば手を振ればいい。廊下ですれちがっても手を振ればいい。待ち合わせ場所に現れても手を振ればいい。
何を言ってもだめな気は、何を言っても別にいいような気になって、した。そう、お互いに戸惑い合っているのもそれはそれでたのしかったけれど、そうじゃないたのしさに会おうと腕、まくりにまくっているのが今はたのしい。