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もずく

今夜くらべてみました、でSHELLYが、寝るときは下着もなんにもつけずに寝ちゃいますねえ、と言って、わたしは、えーと思ったが、まわりの指原莉乃をはじめとする方々は、えーと言わず、うんうん、と言うものだから、えーと思った。

そんなにもさらけ出して居られるものか。
かえってそわそわするのではないかしら。たれ乳回避!!と思いホックをきちんと留めるわたしがいとおしい。

正面からはずせるホックのブラジャーがほしい。なぜかというとはずし易い。つけ易い、よりも
はずし易いの方が魅力的だ。はずし易いほうが
いいに決まっている。

たまたまやっていたテレビをつい眺めてしまうってやつが、最近になってようやくできるようになってきた。いつもおのれの意思に従って情報生成物を摂取することに一生懸命で、ラジオをぼんやり聞くこともままならぬほどだったのに。

薬味が主役になるほど多量に載せることがすき。傍に母親が居たらおこられるだろうなーくらいは載せる。うどんが胡麻で見えなくなる快楽。

まだ、夏休みの宿題に手をつけていない。これがまちがったことである、ということが受け入れられない。

一時 四一分。耳元を飛びまわる蝿のように、左頬のほうから点滅がする。幅の広い光が肌に照るような、やさしい点滅がする。うしろを振り返り見ても、点滅が湧いているようすがどこからも見えない。はー、と思う。

ふと、わたしのつけるブルートゥースのヘッドフォンの青が点滅していたことに気づく。

うむ。

ヘッドフォンで音楽をかけ直す。直後あまりの音の激しさに急いで音量を減らす。う、が濁音になるほどの揺さぶり。

枕に顔をつけて、じっとする。あたまから震えている。なぜかこのヘッドフォンにそなわる、接続したて時の音量が最大に設定されるというのの恐ろしさを、ゆっくりと舌でころがす。

時は流れて。いや流れて、の距離じゃあないな。直下そうめんのごとく。落ちてきた。いや、落ちてきてもいない。なんか経ちゃった。いや、経てもない。

着いちゃった。

何が言いたかったかというと、上記は夏休み中のどこかで作成された下書きで、もう今はなんと肌寒くなってしまっているよーということ。

終わりに差し掛かり、ふとつま先を見ると立つ鳥あとを濁す濁さない以前の問題だ。ちょうど玉露くらいに濁っている。栗まんじゅうが欲しくなってきた。

そうそう、茶菓子たちの間でしずかに共有されている、茶のために在るわたしたち、というテンションが、よい。適当な甘さを湛え、お茶を立てる(あ、お抹茶用語ではなく!  あくまで、「自分は退き、相手を尊重する態度」のことを指します。)さま、もずく。

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