顔面コンプと塗装作業

マスク社会が好きだった。

どうも限界大学生です。
皆様顔面コンプはありますか?
私はたくさんあります。
日によって平行四辺形になる奥二重の目に
奥目が故の涙袋のなさ
中顔面の長いパーツの配置
免疫疾患による眉毛やまつ毛の脱毛
普段はまだしも女性ホルモンの乱れにより出現するニキビ

あーもーやだやだわ。

とくに
中顔面は化粧でどうにかするにも大変で、
目元の化粧だけで家を出られるマスクが大好きです。

目元もむくみがひどい日は被膜式の二重コスメとメッシュアイテープの二刀流。それでも決まらない日は出かけることをあきらめたくなります。(結局諦められず二重幅を狭めて出かけますが)
しかも、二重にするにはまつ毛のリフトが必要不可欠。
なのに目頭のまつ毛は持病により消失。しかも頑固なまつ毛なのかすぐに落ちてきます。そのためマツパが必須。眉毛も一本もないので形を左右対称にするのが至難の業。ガイドラインがほしい。

こんな風に、見目の整った人より、顔面の塗装にお金と時間がかかります。
助けて欲しい。
いよいよ大学には二重と眉毛と目じりのアイラインのみでマスクして通っています。
ありがたいことに医療系の大学なのでマスクしている人が一定数いるおかげで特に問題なしです。

こんな風に自分の顔面コンプに目が行ったのは中学生くらいのころ。
今と違っていくらでも化粧で塗装できる状況ではないため、余計にだったのかもしれません。あの子の目がかわいい。どうして私は。あの子の輪郭がかわいい。どうして私は。思春期女子あるあるなのか、どんどん気になるようになりました。

そんな中、五つ年上の姉が私のコンプについて一緒に考えてくれる機会がありました。その頃は接着式の二重コスメがダイソーでも売り始めたころで、姉が買って試してくれました。(ちなみに姉は父親譲りのきれいな二重です。)そのころからそのコスメを使ってめがねを掛ければちょうど隠れてそこそこ目られる顔面になるようになりました。それが嬉しくてユーチューブやらで色々調べ、絆創膏タイプのアイテープを経由して被膜式に落ち着きました。母もこういったことには協力的で、お古のシャドウをくれたりアイプチを買ってくれたりしていました。

おそらくその理由は母の顔面コンプだと思います。
私は母と顔立ちが似ており、母も小さな目を気にした時期があったようです。今はこうやって自分に自信の持てる顔面になれる道具があるんだからと買ってくれていました。何なら母も「これどうよ」と新しい商品が出ると自分で試す前に私で試すようにまでなりました。

そんな母と姉の協力のおかげで、時間と金は費やせど、そこそこ見れる顔面にすることができるように育ちました。文句は言えど卑屈にまでは育たなかったのはそんな二人のおかげでしょう。
顔面コンプはなくなりませんが、それに対面してしまった時の周りの反応は将来に響くのだなと学んだ次第です。

なにが書きたかったんだっけ。

今の時代、顔面コンプに晒される機会が多い気がしますし、顔面至上主義の人も多い気がします。その分、それをどうにかできるメイク方法を学ぶことも簡単になり、整形のために海外へ出向く人も多くなりました。整形への偏見も未だあれど昔よりはマシかと思います。完璧であることを装わなければ生きづらい世の中を生き抜くために、金と時間を犠牲にしてこれからも生きていく所存です。

ほんと何の話?

おわろか。
ほなまた。


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