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Unlucky Morpheus 15周年ツアー@恵比寿に参加して

全国的に危険な暑さとなり、ここ最近東京も異常なほど高温となっている中での7月9日。
平日の火曜日ではあるが、Unlucky Morpheusの15周年ツアー「Reincarnation」の3公演目である恵比寿公演に行ってきたので、簡単に感想を述べたいと思う。

思えば2公演目は6月9日の新宿BLAZE公演だったので、ちょうど1ヶ月後のツアー再開ということになる。
当初は平日の火曜日という悪条件であったため、参加するかどうかは迷っていたが、先週楽しみにしていた0.1gの誤算とのツーマンを急性扁桃炎で飛ばしてしまうという失態を個人的にしてしまったこともあり、そこの鬱憤はやはりあんきもライブで晴らさなければなるまいと参加を決めたところだ。

場所は恵比寿LIQUIDROOM。
昔はよく出入りしていたが、今回何だかすごーく久々に来たような気がする。何年か前に摩天楼オペラの周年ライブをみた以来かな?

あんきものデスメタルプロジェクトであるUnholy Orpheusがオープニングとしてライブを行い、その後あんきも本編のライブを行うという構成となっているのは今回も同じ。
定刻19:00丁度にライブ開始。

<Unholy Orpheus セットリスト>
what is DEATH?
Slave Domination
The Other Cosmos
Don't return to sanity
Get out of the cage
Das Rastel der Gotter~Undeveloped Land
want to LIVE

良い。すごく良い。
JILLのバイオリンを主軸とする独特なメロデスである”あんほり”(略し方あってる?)だが、見れば見るほどいい感じで、中毒性の高いメロデスだ。
BLAZEで見て以来、朝から聴くくらいにハマってしまった。
もはやwhat is DEATH?とParallelism・γの曲で、Unholy Orpheus単独ライブが見たいとすら思う。
バンド側もリリースから時間が経ったこと、2回のライブを経ていることから、だいぶ余裕も出てきたようにも思え、実際紫煉もかなり客に歌わせる煽りをしていたし、客側もしっかり歌って(シャウトして)いた。
ちなみに、この日はあんほりからJILLネキがだいぶテンション高めでいらっしゃった模様w。
弾いてない時は拳でガンガン客を煽るし、弓を金属バットみたいに肩に担いで客に睨みを効かすし、基本全体を通して目がキマっている感じで面白かった。
言うまでもなくプレイも素晴らしかったが、ジャンプしながら弾いてるの普通に凄くないか?
なお、Get out of the cageの前にFUMIYAの短めなDrum Soloがあった。


<Unlucky Morpheus セットリスト>
evolution
"M" Anthem
"M" Revolution
Knight of Sword
Black Pentagram
Phantom Blood
奇子〜Unknown Child
Spartan Army
La Voix du Sang(Accoustic Ver.)
鎮魂歌(Accoustic Ver.)
imagimak
Reincarnation~TRAUMATA(Unholy Orpheus feat. Fuki)
Top of the "M"
Change of Generation
REBIRTH~断罪は遍く人間の元に

(EN)
Make your choice
アマリリス
U.F.O -U Feel Overjoyed!-
豪賊
Carry on singing to the sky

Unholy Orpheusが終了して大体15分くらい経って、概ね19:45頃にあんきもライブがスタート。
まず特筆すべき点として、Fukiが絶好調だった。
前回のBLAZEの時との比較という点に留まらず、ここ数年で私が見たFukiのライブの中でも1、2を争うくらい絶好調だったように思う。
とにかくハイトーンの伸びが凄かったのはもちろんだが、鎮魂歌の時の歌声が素晴らしくて、緩急共に存分にFukiの素晴らしい歌声を堪能させてもらった。
曲の日替わり枠には、お久しぶりのPhantom Bloodと名古屋で披露されていた奇子〜Unknown Childが選出。
Phantom Bloodの客一体感は素晴らしかった。仁耶もSNSで投稿していたが、しばらく披露されていなかったのが本当に謎である。
奇子については東方曲から断罪と共に選出されているわけだが、先日紫煉が
「この曲確実にやるってわかってたらライブ行くって曲ある?」という募集をXでかけており、リプで東方の曲も多くあったため、今後ここが置き換わったりするんだろうか。
サリエルやアリスあたりがここに入ったらそれはそれで激アツだったりするので期待したい。

今日はステージングや会場の雰囲気でも個人的に見どころは多かった。
○ 仁耶の掛け合いソロの時は、大抵JILLが目線をやっても仁耶がマイペースで全然目線が合わないという感じが多いのだが、今日は結構アイコンタクトに成功していたように見えた。
ただ、合ったら合ったで「あ、こっち見るの?」的な不敵な笑みを浮かべるJILLネキが面白いw。
○ 今日は高温だったこともあり、熱中症予防用のタブレットを客に向かって投げることが多かったのだが、「具合悪い人いる?」とFukiが聞くと、後ろでFUMIYAが手をあげたので、客が一斉に「後ろ後ろ」と指差して慌ててFukiが渡しに行っていたのワロたw
○ 7月8日が仁耶の誕生日だったところ、31歳になったということで、そう考えると首脳陣とは10歳近く離れてるんだなと驚き。
○ Top of the "M"サビのFukiはばたきアクションが可愛い。
○ 今日は客もテンション高めで、楽器パートのソロが始まると歓声が上がりまくっていたし、ヘドバン勢も多かった。

などなど。

なお、今週から放送されるアニメ「なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?」にてあんきもが主題歌を担当することになるわけだが、今回はそれらの曲は披露されていない。
MCによると、8月の金沢から披露&新衣装になる模様とのことで、この辺りからセットリストもかなり変わってくるのではないかと思われる。

ということで、この日は最初から最初までテンションも高くて楽しいライブだった。
平日でも参加して正解だったと思えるかなりの満足感だったと言える。

ライブが終わったのは21:50過ぎ。
首も肩も喉も痛い。
明日の仕事に支障が出ないことを祈る(多分無理)。



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